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"ウンザリだ"課長の半数が出世を拒む理由

なぜ、現役課長は出世を望まないのか。その理由のひとつが、課長の働き方の実態から浮かび上がってくる。再び産業能率大の調査を見れば、3年前と比べて「業務量が増加している」と答えた人は58.9%だった。2010年の調査以降、徐々に増えている。 また驚いたのは程度の差はあれ、職場の(課長としての)マネジメント以外にプレーヤーとしての役割が求められるプレイングマネジャーである人が99.2%だったことだ。プレーヤーとしての業務がマネジメント業務に何らかの支障があると答えた人が約6割に上っている。

対部下の仕事を重荷と感じている人も多い。例えば、「メンタル不調を訴える社員が増加している」「労働時間・場所に制約がある社員が増加している」「外国人社員が増加している」など7項目が調査史上、最高値になっている。 さらに課長の悩みを単刀直入に聞くと……(複数回答)。 「部下がなかなか育たない」39.9% 「部下の人事評価が難しい」31.9% 「職場の業務量が多すぎる」26.6%となっている。「求められる成果が出せていない」「部下が指示どおりに動かない」「目標のハードルが高すぎる」と答えた人も過去最高だった。

以上の調査結果を見る限り、会社の期待が大きすぎる一方、今の課長が、部下を率いてチームを運営することにしんどさを感じていることがよくわかる。仕事をこなすのにいっぱいいっぱいの状況ではとても今以上の出世を望まない人が多いのも理解できるような気がする。 それでも課長職に見合った報酬と権限・裁量が与えられれば何とか耐えられるかもしれない。だが、中には部下よりも報酬が少ない管理職も存在する。建設関連会社の人事課長はこう語る。


「課長には基本給に5万円の役職手当がつきますが、平の社員でも残業すればその額を上回り、実質的に給与が高くなる。また、年上の部下もいますが、彼らは基本給の年功部分があり、課長よりも給与が上という人もいます。本来であれば賃金制度を改革する必要があるのですが、現状では難しいし、ボーナスで報いる方向で検討しています」 重責を担う課長が部下よりも給与が低ければ、何のために課長になったのかわからない。降りたくなる気持ちもわからないではない。



また、最近は働き方改革による残業削減に取り組む企業が多いが、時間外労働が適用除外とされている管理職にしわ寄せが及んでいるケースも少なくない。ルール上は、管理職でも深夜10時以降の時間外割増賃金を払う必要があるが、請求している管理職はほとんどいないのではないか。 大手通信会社の人事課長は管理職の働き方についてこう語る。

「非管理職は労働時間把握が法的に義務化されており、労働基準監督署からも違法残業がないかをチェックされます。しかし、管理職に関してはまともに労働時間の把握すらされていません。ぶっちゃけて言うと、部下を残業させないようにして早く帰らせ、管理職がその分を背負って遅くまでやっている部署もあります。管理職がちゃんと休息をとれているのかどうかわからないし、無理して働いている人がいるのが実態です」 
http://news.livedoor.com/

かつては「会社員になったからには、役員、部長、それが無理でもせめて課長にならなくちゃ」という志向があった。管理職になるのは、会社員の花道だったのだ。しかし、今はそういう時代ではない。誰もが中間管理者や上級管理者になりたくて仕事をしているわけではない。また、最近の会社組織では、仕事はすべて部─課─係という縦のヒエラルキーで統率されるわけではなく、社内横断型のプロジェクト型組織も多い。プロジェクト型組織では、チームを実質的に管理・指導するリーダーやマネジャー役は必要だが、それが管理職である必然性はなくなった。

管理職といっても名目だけで、実は誰かにまた管理されている悲しい職務従事者のことだと嘆く人もいる。労働基準法でいえば「事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の事業に従事する者」は労働時間、休憩、休日の規定から除外されている。つまり管理職には残業代がつかないのだ。 もちろん、管理職になれば基本給やボーナスも上がり、さらにたいていの企業が管理職手当などの名称で手当を支給するから、総額給与は上がるかもしれない。ところが、昇進以前に長時間の残業などでかなりの額の手当をもらっていると、これがなくなる分、実質給与が下がってしまうというケースもなくはない。

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[ 2018年01月29日 16:36 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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