低迷気味のアップルに次の「スーパーサイクル」は来るか
2月2日、米アップル社は2018年度第1四半期(10〜12月)の業績を発表する。最近相次いで明らかになった「速度低下」問題、巨額の税逃れ、携帯電話販売量の減少といったマイナス要因の影響がある中、アップルの株価は最新モデルへの買替え需要が増えるとされる「スーパーサイクル」をまた迎えることができるだろうか。国際金融報が伝えた。
2012年、アップルは「iPhone4S」(アイフォーン4S)が好調なため初の「スーパーサイクル」を迎えた。14年には「iPhone6」を発表して大画面時代に突入し、スマートフォン市場で非常に大きな成功を収め、当時の四半期ごとに最もよく売れた機種の座を維持して、2回目の「スーパーサイクル」を迎えた。
その後、iPhoneの売り上げは徐々に落ち着き、16年には減少に転じ、市場シェアも徐々に低下していった。17年に「iPhoneX」(アイフォーンテン)が登場。フルモデルチェンジの全画面デザイン、ガラス素材、顔認証システム、3Dセンサー、バージョンアップしたデュアルカメラなどの新技術が応用され、歴代機種に比べて大きく飛躍したため、アップルは次の「スーパーサイクル」を迎えたとみられていた。アップルもこのiPhone10周年記念モデル「X」に大きな期待を寄せ、出荷量を伸ばして、時価総額1兆ドル(1ドルは約108.7円)の新記録をできるだけ打ち立てたいとしていた。
「X」は17年9月31日に発表され、発売されたのは11月3日だったため、アップルの17年度第4四半期(17年7〜9月)の業績には「X」の販売データが含まれていない。同期の売上高は526億ドルで、前年同期比12%増加した。
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「X」は価格が高額なため、アップルは早くから、18年度第1四半期の売上高は840億ドルから870億ドルになると予測していた。17年第1四半期の売上高は784億ドルで、今年は840億ドルを達成しさえすれば、過去最高を更新できるとみていた。当時の米ウォール街のアナリストの推計では、「アップルの携帯電話のこれまでの四半期別販売量記録は2016年の最後の四半期に達成した7830万台で、昨年は『iPhoneX』、『iPhone8』、『iPhone8Plus』の新モデル3機種の後押しがあったので、アップル携帯の四半期販売量が初めて8000台を超えることが予想される」となっていた。
(中略)
分析によれば、米国携帯電話市場の売り上げのほとんどを通信キャリア4社が独占しており、Tモバイルが打ち出した「1つ買うと1つプレゼント」のキャンペーンは、キャリアが市場シェア獲得を狙ってよくやる販売促進手段にすぎないという。市場調査会社キーバンクキャピタルマーケッツは、「iPhoneXの販売量は予想を下回り、iPhone8にも及ばなかった。『1つ買うと1つプレゼント』キャンペーンによる購入の促進は、iPhoneの低迷する売り上げを挽回しようとしていることを最もよく証明するものだ」と指摘した。
(略)
http://www.recordchina.co.jp/

2001年9月期の売上高は53億6300万ドルだったが、2015年9月期には2337億1500万ドルにまで成長した。営業利益率は1997年9月期の-15.11%から、2012年9月期には35.3%にまで増大。2017年9月期の総資産は3753億1900万ドル、自己資本比率は35.72%、営業キャッシュフローは635億9800万ドル、投資キャッシュフローは-464億4600万ドルとなっている。またiPhone Xの価格は、iPhone史上最高となる112,800円(999ドル)。美しい有機EL(OLED)ディスプレイ、最先端のセキュリティー機能であるFace ID(顔認証)、スマートフォン最高峰のデュアルカメラなど、革新的なデザインや技術が集結した端末であるだけに、このような価格となってしまうのも無理はないでしょう。事実、前モデルのiPhone7から、原価は約83%も増加している。
ところが、実際の販売価格で比較すると、iPhone7が32GBモデルで649ドル(72,800円:発売当初)であったのに対し、iPhone Xは64GBモデルで999ドル(112,800円)と、約54%高に抑えられています。このことから、AppleはiPhone Xで得られるマージンを、価格戦略の観点で従来モデルに比べ、意図的に抑えている可能性がある。iPhone Xの営業利益率は60%を超える。現状でもスマホ全体の利益の大半はアップルである。ひと頃よりは利益の比率は低下したが、それでもまだまだ安泰である。アップルが台数に拘る程に、サムスンの様にならないよう注意するべきだ。低価格スマホに走れば、同業他社により利益は分散される。
2012年、アップルは「iPhone4S」(アイフォーン4S)が好調なため初の「スーパーサイクル」を迎えた。14年には「iPhone6」を発表して大画面時代に突入し、スマートフォン市場で非常に大きな成功を収め、当時の四半期ごとに最もよく売れた機種の座を維持して、2回目の「スーパーサイクル」を迎えた。
その後、iPhoneの売り上げは徐々に落ち着き、16年には減少に転じ、市場シェアも徐々に低下していった。17年に「iPhoneX」(アイフォーンテン)が登場。フルモデルチェンジの全画面デザイン、ガラス素材、顔認証システム、3Dセンサー、バージョンアップしたデュアルカメラなどの新技術が応用され、歴代機種に比べて大きく飛躍したため、アップルは次の「スーパーサイクル」を迎えたとみられていた。アップルもこのiPhone10周年記念モデル「X」に大きな期待を寄せ、出荷量を伸ばして、時価総額1兆ドル(1ドルは約108.7円)の新記録をできるだけ打ち立てたいとしていた。
「X」は17年9月31日に発表され、発売されたのは11月3日だったため、アップルの17年度第4四半期(17年7〜9月)の業績には「X」の販売データが含まれていない。同期の売上高は526億ドルで、前年同期比12%増加した。
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「X」は価格が高額なため、アップルは早くから、18年度第1四半期の売上高は840億ドルから870億ドルになると予測していた。17年第1四半期の売上高は784億ドルで、今年は840億ドルを達成しさえすれば、過去最高を更新できるとみていた。当時の米ウォール街のアナリストの推計では、「アップルの携帯電話のこれまでの四半期別販売量記録は2016年の最後の四半期に達成した7830万台で、昨年は『iPhoneX』、『iPhone8』、『iPhone8Plus』の新モデル3機種の後押しがあったので、アップル携帯の四半期販売量が初めて8000台を超えることが予想される」となっていた。
(中略)
分析によれば、米国携帯電話市場の売り上げのほとんどを通信キャリア4社が独占しており、Tモバイルが打ち出した「1つ買うと1つプレゼント」のキャンペーンは、キャリアが市場シェア獲得を狙ってよくやる販売促進手段にすぎないという。市場調査会社キーバンクキャピタルマーケッツは、「iPhoneXの販売量は予想を下回り、iPhone8にも及ばなかった。『1つ買うと1つプレゼント』キャンペーンによる購入の促進は、iPhoneの低迷する売り上げを挽回しようとしていることを最もよく証明するものだ」と指摘した。
(略)
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2001年9月期の売上高は53億6300万ドルだったが、2015年9月期には2337億1500万ドルにまで成長した。営業利益率は1997年9月期の-15.11%から、2012年9月期には35.3%にまで増大。2017年9月期の総資産は3753億1900万ドル、自己資本比率は35.72%、営業キャッシュフローは635億9800万ドル、投資キャッシュフローは-464億4600万ドルとなっている。またiPhone Xの価格は、iPhone史上最高となる112,800円(999ドル)。美しい有機EL(OLED)ディスプレイ、最先端のセキュリティー機能であるFace ID(顔認証)、スマートフォン最高峰のデュアルカメラなど、革新的なデザインや技術が集結した端末であるだけに、このような価格となってしまうのも無理はないでしょう。事実、前モデルのiPhone7から、原価は約83%も増加している。
ところが、実際の販売価格で比較すると、iPhone7が32GBモデルで649ドル(72,800円:発売当初)であったのに対し、iPhone Xは64GBモデルで999ドル(112,800円)と、約54%高に抑えられています。このことから、AppleはiPhone Xで得られるマージンを、価格戦略の観点で従来モデルに比べ、意図的に抑えている可能性がある。iPhone Xの営業利益率は60%を超える。現状でもスマホ全体の利益の大半はアップルである。ひと頃よりは利益の比率は低下したが、それでもまだまだ安泰である。アップルが台数に拘る程に、サムスンの様にならないよう注意するべきだ。低価格スマホに走れば、同業他社により利益は分散される。
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