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平和のメッセージが台無し!平昌五輪の「休戦の壁」が波紋を呼んだ理由

2018年2月6日、五輪期間中の停戦決議を支持し、平和五輪を約束するシンボルの意味で建てられた「休戦の壁」が波紋を呼んでいる。担当したデザイナーがメールを通じて「平昌(ピョンチャン)組織委が相談もなくスプレーで絵を描き、作品のメッセージが毀損(きそん)された」と抗議したためだ。ニュース1など複数の韓国メディアが報じている。

選手村で「休戦の壁」の除幕式が行われたのは5日。同壁は中央からやや右の1カ所が上部から手前に向かってこじ開けられ、まるで石畳の橋のように見える。ここには「南北を妨げている壁が、南北間を結ぶ架け橋にならなければならない」という意味が込められているという。

問題になっているのは、公開された同壁にスプレーで絵が描かれていたこと。デザインに携わったイ・ジェソク広告研究所のイ・ジェソク代表と事前の合意がなかったというのだ。当初イ・ジェソク代表と組織委は、除幕後に選手や大会関係者らがスプレーで平和を象徴する言葉やマークを入れることを計画していたとされる。しかし順序が入れ替わり、除幕式のイベントには絵の描かれた壁が登場し、さらにその上から選手と主要出席者らが油性ペンでサインをしたという。

これに対し、組織委側は「イベント会場に風が強く吹いたため、現場でスプレーをまくには無理があった」と釈明。「イ・ジェソク代表と相談もせずにスプレーの順序を変えた。その点は遺憾」と誤りを認めている。





「休戦の壁」は「五輪期間中には戦争を止めて平和を追求しよう」という意味から、06年のトリノ大会から選手村に設置されている。今回の壁はイ・ジェソク代表が「壁ではない橋を造ろう」というローマ教皇のメッセージからインスピレーションを得てデザインしたという。 これを受け、韓国のネットユーザーからは「組織委は何考えているんだ。他人の作品を勝手に毀損するなんて。デザイナーも相当気分を害したはず」「アマチュアのミスじゃないんだし非難されて当然のこと」など厳しい声が上がっている。

さらに、これまでも組織委関連のニュースがたびたび取り沙汰されていたことから「いろいろやってくれるね」「もう驚きもしない」「今までのことに比べたら全然(笑)」など皮肉たっぷりのコメントも目立つ。 その他に「本当に韓国が開催するの?メディアは五輪失敗を祈っているようだ」「ちょっとは五輪成功を願う記事を書いたら?」などメディア批判も飛び出しており、五輪開催を素直に喜ぶ声は見当たらなかった。
http://www.recordchina.co.jp/

五輪休戦の壁は、大会中に人類が戦争を停止して平和を追求するという五輪の休戦精神を示そうと、2006年トリノ五輪から選手村に設置された。この日の除幕式にはトーマス・バッハ国際オリンピック(IOC)会長はじめ李煕範平昌五輪組織委員長、都鍾煥文化体育観光部長官、北朝鮮の張雄IOC委員が出席した。バッハ会長らは休戦の壁に署名した。休戦壁は壁の中間が横になって橋を成す形状だった。ここには南北を遮る壁が南北の間をつなぐ橋にならなければという意味が含まれている。

組織委側は「イベント会場に風が強く吹き、スプレーを吹きかけるには無理があった」とし、「イ・ジェソク代表と話し合いをせずに順番を入れ替えたのは事実だ。その点は申し訳ない」と不手際を認めた。とにもかくにも、平昌冬季オリンピックの手際の悪さは天下一品だ…。

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[ 2018年02月06日 16:25 ] カテゴリ:スポーツ | TB(0) | CM(0)
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