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韓国GM「累積赤字2兆ウォン」の間に…米国本社に1.5兆ウォン流れた

韓国GMの危機は、新車不振と製品ラインナップ不足を招いた経営陣の失策に、米GM本社への過度な収益移転の構造が複合的に作用したことが主因との指摘が出ている。14日、韓国GMの経営実績を見れば、過去5年間(2012~2016年)の累積赤字は2兆ウォン(約2千億円)に達し、昨年だけで6千億ウォン(約6百億円)以上の赤字だったと推定される。昨年上半期には、それまで積み上げた資本金を全て使い果たし現在は資本蚕食状態だ。韓国GMは昨年52万台余りの自動車を販売し、前年より販売実績が12%減った。一時は年間販売量が100万台に肉迫したことに比べれば、ほとんど半減した。

韓国GMの実績がこのように不振なのは、まず輸出と内需の両方で車が売れないところが大きい。競争業者に比べて新車がまともに出て来ずに打撃が大きかった。韓国GMが昨年発売した新車は「オール・ニュークルーズ」と「ボルト電気自動車(EV)」の2車種だけだ。新型クルーズは量産開始の三日後にエアーバック部品の不良問題で生産を中断する屈辱を受けた。人気の高いスポーツ実用車(SUV)のラインナップはなく、既存モデルの老朽化は販売不振と実績悪化につながった。産業研究院のイ・ハング研究委員は「韓国GMは毎年6千億ウォンの研究開発費を支出した。双龍(サンヨン)自動車とルノーサムスンが年間1千億ウォンの研究開発費を使ったのに比べれば相当な金額であるのに、新車をまともに出せなかったのは経営陣の失策」と話した。

労働組合は、韓国GMの赤字が高い人件費や低い生産性のためではなく韓国GMがGM本社に支給する過度な費用のためだと指摘する。金属労組韓国GM支部事務支会が監査報告書などに基づいて分析した資料によれば、韓国GMの2012~2016年累積赤字1兆9787億ウォンのうち、76%に該当する1兆5067億ウォンはGM本社に流れた。


本社が韓国GMに貸した資金にともなう利子費用が4955億ウォン、GMがヨーロッパ・ロシアから撤収してかかった費用負担分が5085億ウォン、研究開発費・購買費用分担金3730億ウォン、本社業務支援費が1297億ウォンだ。労組は「こうした費用を少し減らしただけでも赤字はここまで膨らまなかっただろう」と主張する。

特に労組は「韓国GMは同じ期間に研究開発費として2兆9926億ウォンを使ったが、本社から受け取ったお金は4771億ウォンに過ぎない」として「同様な外国投資企業のルノーサムスンの場合、研究開発と関連して同じ期間に本社から7990億ウォンを受け取り7205億ウォンを支出した」と指摘した。代表的な例として、小型スポーツ実用車のトレックスや電気自動車のボルトも、韓国GMが開発した車種にあげられる。しかし、ボルトは韓国では生産せず米国で生産され輸入されている車だ。事務支会の関係者は「私たちが費用をかけて開発した車種は韓国では生産せずに、ロイヤリティーだけを本社が持っていくという理解できない状況」だとし、「こうした意志決定の経緯と具体的な経営情報を労組が要求しても、責任ある回答はない」と話した。(略)
http://japan.hani.co.kr/

GMは現在、世界的に不採算事業の見直しに取り組んでいる。シボレーブランド車を生産する同工場の閉鎖の決定も、その一環となる。同工場の稼働率は、過去3年間、およそ20%にとどまっていた。GMは今回の同工場の閉鎖に関する費用として、最大で8億5000万ドル(約913億円)の減損処理が必要と試算。その費用は、2018年第2四半期(4~6月)の終わりまでに、計上される予定。GMは2002年以来、韓国で1000万台を生産。2017年は13万2377台を韓国で販売し、39万2170台の車両を世界120の市場に輸出している。

GMは2月6日、2017年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は960万0340台。前年比は4.1%減と、5年ぶりに前年実績を下回った。市場別の2017年の販売実績では、中国が新記録となる404万0789台を販売し、引き続きGMの最量販市場に。ただし、前年比は3.2%増と、2016年の7.1%増から伸び率が鈍化する。これに続いたのは、地元の北米。2017年は、357万6075台にとどまった。前年比は1.5%減と、マイナスに転じる。

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[ 2018年02月15日 08:16 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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