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GM構造調整、非正規職の声は埋められた

昨年12月、昌原工場のインソーシング推進は、今回の韓国GM構造調整の信号弾になった。 韓国GMは昌原工場の物量縮小で非正規職工程を正規職に移管した。 外注を直営化し、雇用を安定させるインソーシングを非正規職の解雇に活用したのだ。 正規職労組は物量の縮小による構造調整を心配してインソーシングに合意した。 インソーシングで2社の業者が廃業し、非正規職65人が解雇された。

群山工場の1次下請労働者数は、2006年の1651人から2016年には209人に減った。 富平工場が1693人から438人に、昌原が966人から721人に減少したのと較べると、 群山は非正規職「撲滅」の水準だった。 群山工場は2012年から急激に物量が減り始めた。 2013年に下請非正規職約200人が解雇され、2014年には約400人、2015年には約700人が抜け出た。 700人のうち500人は整理解雇で雇用を失い、200人は新規採用された。 新規採用は辞表を書かなければ応募できなかった。

当時、群山の非正規職支会は不法派遣勤労者地位確認訴訟中だった。 そのため辞表も書けず、新規採用にも応募できなかった。 新規採用から脱落する時に支払われる慰労金1千万ウォンも受け取れなかった。 同じころ、正規職労組は2交代を1交代制に変えることに合意し、 群山工場は非正規職の大量解雇推進に拍車をかけた。 2015年に10社あった群山工場の下請企業は現在一社しか残っていない。 2015年の群山工場整理解雇事態で群山非正規職支会組合員8人が解雇され、 今もテントでの座り込みを続けている。


群山工場閉鎖をはじめとする韓国GMの構造調整は、よく仕組まれた「シナリオ」であった。 韓国GM群山非正規職支会によれば、群山工場の元請・下請労働者たちは2015年から1か月、1週間程しか働かなかった。 毎日出勤しなくても、正規職、非正規職の賃金は90%以上保全された。 賃金団体協議による成果給も正規職は年1千万ウォン、非正規職は700万ウォンがずっと支払われた。 キム・ギョミョン支会長は「会社は労組が闘争する理由をなくした。 現場の労働者たちは構造調整されても富平、昌原工場に行けるという雰囲気が広がった。 しかし間違った判断だった。 2018年に入ると、富平と昌原工場で非正規職約130人が解雇された。 解雇しているのに雇用を増やすわけがなかった。 そうしてGMが群山工場の閉鎖の決定を『突然』行ったため、 労働者たちは荷物をまとめるしかなかった」と話した。

続いていて彼は「群山工場は新車投入、輸出販路がない限り、閉鎖に向かう」とし 「群山が新型クルーズを生産するが1か月で何百台しか売れない。 内需が維持できない。 群山工場の全労働者2千人に賃金を払えない状態だ。 問題は拡大構造調整だ。 今後3〜4年以内に定年退職者だけで3500人になる。 定年退職者を送って新規採用しなければ、4〜5年後には昌原工場も閉鎖する構図が出てくる。 まず非正規職を解雇して、これを全体の構造調整に拡大する方式の企画されたシナリオ」だと伝えた。

韓国GM非正規職は2006年から爆発的に増加した。 当時、韓国GMは今と違って高い生産量を見せた。 GM本社が大宇自動車乗用車部門を買収した後、工場内の浄化に力を入れた時期であった。 物量の増加ですべての工場が夜昼2交代で完全稼動した。 会社は生産量増加をおし出して、請負を装った不法派遣を呼び入れた。 会社が最大利潤をあげる方法は「外注化」だった。 2006年、外注化が本格的に拡大し、富平に非正規職1千人ほどが採用された。

韓国GMはグローバルGMの子会社だ。 グローバルGMは2016年に94億ドル(約10兆ウォン)、2015年96億ドルの純利益をあげた。 昨年38億ドルの赤字を出したが、 これは米国の法人税引き下げによる移延法人税資産の一回性の損失73億ドルが反映されたためだ。超国籍資本GMの子会社、韓国GM-下請企業という搾取構造に反対する非正規職の 困難な戦いが続いている。

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[ 2018年03月07日 08:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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