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トランプ大統領「鉄鋼関税オーストラリアは除外」…韓国は不利な交渉

世界を相手に貿易戦争を宣言したトランプ米大統領が予想できなかった「一手」を持ち出した。鉄鋼(25%)とアルミニウム(10%)に高率の関税を課す対象からオーストラリアを除くという意向を明らかにした。カナダとメキシコに続き3カ国目だが、意味は全く違う。オーストラリアは北米自由貿易協定(NAFTA)と関係のない国であるためだ。

トランプ大統領は最近自身のツイッターへの書き込みで「オーストラリアのターンブル首相と対話した。彼は非常に公正で相互に恩恵となる軍事・貿易関係を推進してきた」と言及した。続けて「安保協定が非常に速やかに進展しており、わが同盟国であり偉大な国であるオーストラリアに鉄鋼とアルミニウム関税を課す必要がなくなった」と付け加えた。 最初からトランプ大統領の立場でオーストラリアは手を入れるべき国ではなかった。米国の鉄鋼輸入でオーストラリアが占める割合はわずかだ。米商務省によると昨年の米国の全鉄鋼輸入3447万トンのうちオーストラリアの割合は28万トンで0.8%にすぎなかった。 何より米国はオーストラリアとの貿易で着実に黒字を出している。オーストラリアに対する米国の商品収支黒字は昨年145億5000万ドルだった。前年の126億5000万ドルより15%増えた。

通商拡大法232条に基づいたトランプ大統領の行政命令は23日から効力が生じる。これまでは交渉の可能性を開いている。トランプ大統領としてはオーストラリアが一種の「示範ケース」だ。韓国をはじめとする他の国に対し「オーストラリアのように鉄鋼関税を免除できる。望むなら米国にしっかり示せ」というメッセージを送った格好だ。「交渉の名手」らしい絶妙なカードを切ったのだ。


日本と欧州連合(EU)には強力な「牽制球」を投げた。トランプ大統領は自身のツイッターで「日本の安倍首相と対話した。現在1000億ドルの莫大な貿易赤字は公正でも持続可能でもない」と強調した。事実トランプ大統領が言及した「1000億ドル」は間違った数字だ。米商務省が発表した昨年の対日商品収支赤字は688億5000万ドルだった。前年の688億1000万ドルとほとんど変わらなかった。

トランプ大統領にとって数字が合っているか間違っているかは別に重要な問題ではない。彼は鉄鋼に直接言及することもなかった。代わりに市場開放と関税を連係する可能性を示唆した。彼は「米国とより良い貿易に向けた日本の開放を(安倍首相と)議論した」と伝えた。 EUに対してはさらに一歩踏み込んだ。トランプ大統領は「貿易で米国に悪く対する立派な国々」と皮肉った。続けて「もしEUが米国製品に対する大幅な障壁と関税を低くするならばわれわれも一緒に低くするだろう。そうでないなら自動車などに税金をかけるだろう」と話した。 (略)
http://japanese.joins.com/

米エネルギー省は、米国の製鉄産業は2008年の金融危機後の低迷から回復しつつあるとしているが、統計数字を2000年前後と比較すると、大幅な衰退が示されている。2000年には米国で1億1200万トンの鉄鋼製品が生産されていたが、2016年には8650万トンまで減少。雇用者数も、2000年には13万5000人だったものが、2016年には8万3600人に減少した。 トランプ大統領は3月8日、1962年通商拡大法232条に基づき、輸入に関税(従価税)を賦課する大統領布告に署名した。税率は、1日に行われた鉄鋼業界幹部との面談で大統領が公表したとおり、鉄鋼が25%、アルミニウムが10%に設定されている。課税は3月23日から実施される。

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[ 2018年03月12日 10:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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