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ポスコ、電気自動車バッテリー素材“水酸化リチウム”生産開始

ポスコがリチウム生産のために作った全羅南道光陽(クァンヤン)のPosLX工場に、国内初の水酸化リチウム生産ラインを竣工し、今月から生産を始める。 2日、ポスコは独自開発したリチウム直接抽出技術を活用し、廃二次電池から回収したリン酸リチウムを転換濃縮作業を経て水酸化リチウムの生産を始めたと明らかにした。ポスコは「リチウム回収率が80%以上で経済性が高く、製造過程で固形廃棄物が生じないため親環境的」とし「不純物の含有量もライバルメーカー製品の3分の1水準」と説明した。水酸化リチウムは、炭酸リチウムと共にリチウム二次電池の必須素材だ。高性能電気自動車用のバッテリーに主に使用される。

ポスコは、今後認証手順を踏んだ後にLG化学やサムスンSDIなど、国内外のバッテリーメーカーに水酸化リチウムを販売する計画だと明らかにした。水酸化リチウムは現在まで全量輸入に依存している。クォン・オジュン会長は「リチウムだけでなく韓国国内で供給できない素材についてポスコが責任を負うという使命意識から主要素材の国産化に努力する」と話した。 光陽PosLX工場では、すでにノートブックや携帯電話用のバッテリーに素材として使われる炭酸リチウムを昨年2月から生産している。リチウムは、廃二次電池の他にもリチウム鉱石や塩湖から抽出できる。ポスコは、リチウム鉱石を利用した炭酸・水酸化リチウムの製造が可能な設備も年内に追加設置する計画であり、塩湖の確保も継続推進する。
http://japan.hani.co.kr/arti/


ポスコが独自の技術開発に取り組んでから7年。韓国で初めてリチウムの商業生産を開始した。ポスコは2月7日、光陽製鉄所内のリチウム生産工場で年産2500トン規模のリチウム生産(PosLX; POSCO Lithium Extraction)工場の竣工式を執り行った。この日竣工したPosLX工場は、年間2500トンの炭酸リチウムを生産し、二次電池用の陽極材生産会社であるポスコESMと二次電池生産会社のLG化学・サムスンSDIに供給する予定だ。炭酸リチウム2500トンは約7000万個のノートパソコン用のバッテリーが生産できる量である。

これまで韓国の二次電池生産会社は自国のリチウムサプライヤーがなかったため、全量を輸入に依存してきたが、ポスコのPosLS工場が竣工したことにより、原料需給の問題を解決できるようになった。ポスコは今回のPosLX工場で使用される原料であるリン酸リチウムを廃二次電池のリサイクル業者から供給してもらうことにより、環境イシューである廃二次電池リサイクル分野でも一歩進んだ対応ができるようになった。今年の1月、廃二次電池から抽出したリン酸リチウムで初回生産した炭酸リチウムを試験評価した結果、粒度、純度、充放電効率と容量などの品質基準において従来の製品と同等のレベルであることが確認された。今後、ポスコは海外の塩湖を確保することにより、炭酸リチウムの原料のリン酸リチウムも独自に生産を始める計画だ。

ポスコが独自に開発したリチウム抽出技術は7年前に遡る。ポスコのリチウム抽出技術は化学反応により、塩水からリン酸リチウムを抽出した後、炭酸リチウムに変換する工法であるが、平均12~18ヶ月程要していた従来の自然蒸発式のリチウム抽出法とは異なり、最短で8時間、長くても1ヶ月以内に高純度のリチウムを抽出することができる。リチウム回収率もまた30~40%から80%以上まで向上し、経済性にも優れている。リチウム純度は99.9%以上に引き上げることができ、水酸化リチウムやカリウムなど、高付加価値製品の並行生産が可能であることもメリットである。ポスコは現在リチウム抽出に関する100件以上の韓国および海外での特許を出願している。

最近、モバイル製品の持続的な拡大により、リチウムイオン二次電池の需要が爆発的に増加したことで、世界のバッテリー用の炭酸リチウムの需要は6000トン(2002年)から6万6000トン(2015年)にまで急成長している。今後電気自動車およびエネルギー貯蔵装置(ESS)の使用が増えることを考慮すれば、2025年には18万トン以上まで需要量が増えるとの見通しだ。


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[ 2018年04月03日 08:42 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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