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スマートフォンが地球温暖化を激化との研究報告

地球温暖化の原因といえば、交通運輸や採鉱、石油採掘などを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかしこのほどカナダ・マックマスター大学の研究チームは、「スマホなどの情報通信技術製品が、地球温暖化の激化を後押しする原因の一つとなっている」との見解を示した。新華社が伝えた。

研究プロジェクトのリーダーであるLotfi Belkhir博士は、雑誌「Talk」の掲載文章において、「世界のCO2排出総量のうち、情報通信技術の『相対貢献率』は、2007年時点では1%だったが、2020年には3.5%、2040年には14%まで上昇、自動車の排ガスの5割以上に達すると予想される」と指摘した。情報通信技術分野でのCO2排出のうち、スマホによるものは2010年当時には4%だったが、2020年には11%に上昇する見込み。絶対値を見ると、スマホによるCO2排出量は、2010年は17兆トンだったが、2020年には125兆トンまで増加する。

Belkhir博士は、「このような増加傾向は、スマホの普及だけが原因ではない。スマホメーカーが、2年ごとに新機種に買い替えるよう消費者を奨励していることも一因だ。古いスマホは淘汰され、余分で不必要な消費が生じている。また、スマホに依存するユーザーは毎日増える一方だ」と指摘した。 今回の研究成果報告は、「the Journal of Cleaner Production」最新号に掲載された。
http://www.recordchina.co.jp/

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世界1,300カ所で大気中の炭素濃度、気温、表面放射を調べ、1964年から2010年までの温室効果ガスによる気温上昇とエアロゾル排出による気温抑制を統計学的手法で分けてみた結果、エアロゾル粒子(主に硫酸塩)が過去半世紀の陸地部の気温上昇を一時的に約30%抑えていたことが判明した。欧州で過去30年間に二酸化硫黄の排出が削減された結果、北極温暖化が0.5℃プラスされたことも科学モデルで示されている。「硫酸塩の排出を削減すると空気が温まり、その上昇エネルギーが(欧州から)北極に伝播する」と、この論文には関わっていないマックス・プランク気象研究所のThorsten Mauritsen研究員も語っている。空気が澄んだと思ったら、太陽が差し込んで、地球温暖化が加速。

逆に、燃焼で出る二酸化炭素の方はいったん空中に撒き散らされると、何百年も溜まったままで、その影響は1万年続くとも言われている。世界的な気候学研究の権威トーマス・ストッカー教授らが2月に発表した最新論文では、排出量「高め」のシナリオで未来を予想した場合、2030年までにCO2排出ゼロを実現しても地球気温は既に7℃上昇しており、そこから1℃減るのは1万年以上先の西暦12,300年になることがわかっている。数日や数週間しのいだところで全然間に合わない、もっと長続きするソリューションを考えないと駄目だという事だ。


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[ 2018年04月04日 08:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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