韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  米中貿易の報復合戦、韓国の予想被害は最大367億ドル

米中貿易の報復合戦、韓国の予想被害は最大367億ドル

米国と中国の通商戦争が報復の応酬で激しさを増しており、韓国の貿易に与える影響をめぐって懸念が広がっている。米国が中国の10大核心産業育成策「中国製造2025」に含まれる先端産業分野を主なターゲットとして25%の関税を課す方針を発表すると、中国も4日、即座に反応し、米国の農産物と自動車などに対して追加関税を課す報復措置を準備していると発表した。

中国国営の新華社通信によると、中国国務院関税税則委員会は同日、米国産の大豆、自動車、航空機、加工品など14分野106品目に対し、25%の関税を課すと発表した。発効時期については「米国政府の中国製品に対する関税賦課の状況をみて今後発表する」と交渉に含みを持たせた。 中国商務省が発表した関税対象品目には、大豆のほかにもトウモロコシ製品、未加工の綿花、牛肉、たばこなどトランプ大統領の支持基盤である農場地帯で主に生産される農産物が大量に含まれている。中国は、米国からの農産物輸入規模が世界第2位で、昨年は約3200トンを輸入した。輸入額は140億ドルに達する。中国はまた、米国からの自動車輸入も昨年はカナダについで2位だった。航空機も、米ボーイング社が世界各国に引き渡した航空機の26%(202機)が中国への引き渡しで、今後20年間で7240機、1兆1000億ドル相当の航空機を中国に販売すると予想されている。

一方、世界の2大大国である米中の通商摩擦は韓国にも非常に大きな被害を及ぼすとみられる。韓国貿易協会はこの日、「米中の貿易制裁が韓国の輸出に及ぼす影響」と題するリポートで、米中の通商戦争のシナリオを三つのパターンに分けて分析し、韓国の輸出被害が少なくとも1億9000万ドル、最悪の場合には367億ドルに達するとの見通しを示した。

スポンサードリンク
貿易協会は、米国が500憶ドル相当の中国製品に25%の関税を課すというシナリオが最も可能性が高く、韓国の被害も最も少ないとの見方を示した。この場合、中国の対米輸出は0.9%(38億ドル)減少し、中国の成長鈍化と韓国製の中間財の需要減少により韓国の輸出総額も0.03%(1億9000万ドル)減少するとの見通しを示した。 

二番目に可能性が高いシナリオは、中国が米国製半導体の輸入拡大要求を受け入れることで米中が合意するというものだ。米国が半導体の設備稼働率を上げ、中国が米国製半導体の輸入を拡大すれば、韓国の中国への半導体輸出は40億ドル減少すると予想した。2017年現在、中国の半導体輸入額は米国製が105億ドル(4.0%)、韓国製が655億ドル(25.3%)となっている。 最後に、可能性は最も低いが被害が最大になるのが、米中通商摩擦が欧州連合(EU)にも拡大するというシナリオだ。この場合、米国・中国・EUの輸入関税が10ポイント上がれば、世界の貿易量が6%減少し、韓国の輸出も7.4%(367億ドル)減少するとの見通しを示した。
http://www.chosunonline.com/

歴史を参考にするなら、貿易戦争での勝者はいない。米国際貿易委員会(ITC)によると、2002年にブッシュ大統領(息子、当時)が鉄鋼関税を引き上げた際、米国の国内総生産(GDP)は3040万ドル(現行レートで約31億2000万円)減少。 米国の雇用は約20万人失われ、そのうち約1万3000人は粗鋼生産の労働者だったとの見積もりもある。米中の貿易戦争では、中国依存の高い韓国は大打撃を受ける。まして利上げとウォン高が進めば、とどめ打ちとなりかねない。

関連記事

ブログパーツ
[ 2018年04月05日 08:56 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
月別アーカイブ
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp