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中国人記者が見た日本社会、孤独死の裏にある「主義」

2018年4月3日、新華社は、日本で孤独死が増えている理由について分析する記事を掲載した。 記事は、先月に歌手の北島三郎さんの次男が自宅で孤独死したことを紹介。享年51歳で結婚はしておらず、死後8日経ってから家族と警察によって発見されたが、この件が「日本社会の孤独死に対する関心を高めることになった」と伝えた。

その上で、日本では「独身率の上昇と高齢化によって、孤独死の例が増えている」と指摘。ニッセイ基礎研究所が2014年に算出したデータでは、1年間に全国で3万人近くが孤独死していると推計しており、この数字は年々高くなることが予想されるという。 淑徳大学の結城康博教授は、「高齢者だけなく40代から50代の中年の孤独死も増加している」と指摘。その主な原因は、未婚のため、または離婚後に1人暮らしをする人が増えていることのほか、1人を好み、親戚や友人とあまり交流を持たない個人主義が広まっていることも関係していると分析。このため「日本の家族構成と社会的な雰囲気が、孤独死の発生を容易にしている」とした。

また、国立社会保障・人口問題研究所が昨年4月に発表したデータによると、15年の日本の終身未婚率は男性23.37%、女性14.06%だという。総務省の調査では、同年の時点で30歳から34歳の男性のうち2人に1人が未婚で、女性では3人に1人が未婚だった。

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さらに、同研究所が今年1月に発表した最新のデータによると、40年までに1人世帯が全体の4割前後になるとの見通しだという。内閣府の調査によると、若者の未婚率の上昇には「経済的な不安」や「出会いの減少」、「恋愛への憧れの消失」などの理由が考えられるという。 新華社の記者が取材した三重県在住の未婚女性は、「自分の考え方は今の若者と近く、私は一人の生活を楽しんでいます。恋愛や結婚をしたいとは思いません」と語ったという。 記事は、若者の結婚を促すために東京都では今年2月から2020年東京五輪をテーマにした結婚を後押しする動画を流していることも紹介した。
http://www.recordchina.co.jp/

日本メディアの調査によると、2016年に東京都と19の県で発生した孤独死の件数が、少なくとも1万7000件に達した事が判明した。この数字をもとに計算すると、全国で4万7000人が孤独したと推計される。このうち、男性が全体の7割を占め、年齢は65歳から69歳までが最も多く、女性の孤独死では85歳以上が最も多かったという。特に、東京都での孤独死が多く、2016年は東京だけで4287人が孤独死し、死亡者全体の5.58%を占めた。次いで神奈川県が多く、人間関係の希薄な大都市で孤独死が多いようだと記事は分析した。また、社会と隔絶し、家族や友人との付き合いがあまりない人は、孤独死が発生しやすいとしている。

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[ 2018年04月05日 09:22 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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