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グローバルM&A市場で疎外された現代・起亜車

グローバルM&A(企業の合併・買収)が進む自動車産業で現代・起亜車だけが例外という分析が出てきた。 多国籍会計コンサルティング会社サムジョンKPMGは先月、「サムジョンインサイト58号」を発表した。この報告書でサムジョンKPMGは昨年の自動車産業のM&A件数(654件)を過去最多と分析した。2013年の自動車産業のM&A件数(354件)に比べて倍近く増えた。

取引金額基準でも2013年に200億ドル(2013年)だったM&A規模は昨年667億ドル(約71兆2400億ウォン、約7兆1300億円)と3倍以上に増えた。過去5年間は年平均17%増えている。 特に自動車企業と情報通信(IT)・電機電子企業間のM&Aが大幅に増える傾向だ。昨年の自動車産業と異種産業間のM&A(529件)は自動車産業のM&A全体の81%を占めた。取引規模基準でも異種産業間のM&A(401億ドル)が同種産業間のM&A(266億ドル)に比べて倍近く多い。

サムジョンKPMGは自動車業界で異種産業間M&Aが増加する背景について「未来自動車市場が急変し、新しいバリューチェーンを構築しているため」と分析した。また「未来自動車企業は結局、技術的優位を確保する企業が掌握する」という見方も示した。 しかし主要自動車製造国のうち韓国は相対的に取引規模が少なかった。昨年の国別自動車産業の年間M&A取引額は中国(290億ドル)、米国(254億ドル)、英国(253億ドル)、日本(49億ドル)などの順。韓国と隣接した中国・日本と比較すると、韓国(25億ドル)はこうした雰囲気から疎外された状況だ。


これは韓国最大自動車製造企業の現代起亜車がグローバルM&Aに消極的であるためと解釈される。実際、サムジョンKPMGはグローバル上位5大自動車企業の過去5年間のM&A件数を集中的に分析し、世界5位の現代起亜車は分析対象から除外した。報告書はフォルクスワーゲン・トヨタ・ダイムラー・GM・フォード自動車の5社のM&A事例だけを分析した。 報告書を作成したサムジョンKPMGは「現代車グループは最近、韓国電力跡地の買収と支配構造改編に大規模な投資をした」とし「このように不動産投資や経営権維持に莫大な資金を投じるのはグローバル自動車企業の最近のM&Aの動きとは距離があり、分析対象から外した」と話した。
http://japanese.joins.com/

現代自にとって中国市場はグループの世界販売の2割超を占める“お得意様”だ。しかしグループ販売台数は50%以上の減少が続いており、昨年上半期では46.7%の減少となった。韓国内では、現代車の根本的な競争力低下が販売減に拍車をかけたと懸念する声も多い。聯合ニュースによると、韓国政府系シンクタンクの産業研究院は昨年6月18日に発表した報告書で「今年上半期の韓国自動車メーカーの中国市場での販売減少率は、2012年にあった(尖閣諸島をめぐる)中日間の問題で日本車が受けた打撃よりも大きい」とし、「単純にTHAAD問題というより、韓国メーカーの競争力低下が中国市場で苦戦している原因だ」と指摘している。

現代自の不調は中国市場にとどまらない。中国に次ぐ米国市場の失速も鮮明だ。韓国内の専門家は競争力低下の原因として、日本車やドイツ車などと比べた「ブランド戦略の失敗」を挙げている。例えば、日本のマツダは「操作が便利」、ドイツのフォルクスワーゲンは「燃費が良い」といったブランドイメージが確立されているが、韓国車の強みとされたコスト面の優位性は中国車の台頭で失われつつあるとしている。そもそも現代自の1人当たりの平均年収はトヨタ自動車やフォルクスワーゲンなど海外メーカーより20%程度も高く、エコカーや自動運転など今後の自動車市場の勝敗を決する技術への研究開発投資を遅らせる要因になっている。

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[ 2018年04月14日 08:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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