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中国に世界1位明け渡したLGディスプレ

今月初め、韓国のディスプレー業界に衝撃的なニュースが伝えられた。中国のディスプレーメーカーBOEが1―3月期に20億元(約345億円)の営業利益を出したというものだ。LGディスプレーが5年ぶりに983億ウォンの四半期営業損失を出したと発表した直後だった。

8年近く世界1位を守ってきたLGディスプレーの液晶パネル出荷量はすでに昨年7-9月期にはBOEに追い越された。2017年の年間基準でもBOEがLGディスプレーを圧倒した。生産規模だけでなく収益性でもBOEが世界のディスプレー業界でトップに躍り出たのだ。4~5年前には想像もできなかった悪夢が現実になったというのが韓国のディスプレー業界の評価だ。窮地に追い込まれた韓国の製造業の実状を象徴的に示す事例に挙げられる。半導体の「スーパー好況」に隠れているが韓国の製造業が四面楚歌の危機に陥ったという指摘が相次いでいる。

16日の韓国取引所によると、韓国の有価証券市場上場企業(金融会社除く)544社のうち51.1%の278社で1-3月期の営業利益が前年同期より減ったか黒字から赤字に転落していたことがわかった。こうした企業は2014年に195社だったが毎年増える傾向だ。サムスン電子を除いた有価証券市場上場企業全体の1-3月期営業利益も昨年1-3月期より減少した。


造船業は10年間の不況の中で強力な構造調整を進めたが競争力を回復できずにいる。自動車は内外での販売台数減少の余波で主要生産国のうち唯一2年連続で生産台数が減った。4月の雇用指標が金融危機以降で最悪の水準に落ち込んだのは製造業の競争力下落が大きく作用したという分析が出ている。 BOEがLGディスプレーに追いついた過程を見れば韓国製造業の現住所が赤裸々に表われるというのが産業界の評価だ。BOEは2000年代初めに韓国のハイディス(旧現代電子LCD事業部門)を買収し、核心技術4300件をまるごと確保した。補助金だけで年間3200億ウォンに達するなど中国政府の全面的な支援も受けた。

これに対しLGディスプレーは海外生産法人設立を妨げる公正取引法に足を引っ張られ、契約料引き上げを要求するレミコン技師のために工場建設に支障が出たりもした。産業界関係者は「造船、自動車、鉄鋼など主要産業が順番に中国に追いつかれないか心配しなければならない状況だ」と話した。
http://japanese.joins.com/

中国のディスプレイメーカーBOE(京東方科技集団)の名を知る人は少ないかもしれない。しかし、1993年に設立され、北京に本社を置くBOEは、消費者向けディスプレイパネルメーカーとして、世界トップに躍り出た。市場調査会社IDCによると、今年1月にBOEは大型液晶パネルの出荷枚数で世界1位に躍進し、世界で25%のシェアを獲得した。同社のパネルは携帯電話、PCモニター、テレビなどに使われている。また、市場調査会社ガートナーの主席アナリストはBOEがAMOLEDディスプレイでは世界3位、AMOLEDスマホディスプレイでは世界2位となったと説明している。

OEは最近、世界最初の「10.5世代」液晶パネル工場を稼働し、2018年末には量産体制に入る。現地の調査会社TrendForceは「この工場の稼働によって、BOEの出荷量はさらに増えるだろう」とみる。韓国のLGディスプレイや台湾のInnoluxなどの先発パネルメーカーは、2016年にBOEに追い抜かれた。BOEは台湾や韓国のライバルに比べるとパネルへの参入は比較的遅かった。しかし、中国政府の補助金を得て設備投資を加速し、急成長を遂げた。同社は中国に3工場を持ち、2015年は486億元(約8400億円)を売り上げた。

中国当局はハイテク産業を育成するため、補助金を与え税制でも優遇している。アナリストたちは、中国の半導体メーカーも、今後2年ほどで台湾のTSMCのような大手と肩を並べるレベルに成長すると見ている。BOEは他の中国のハードウェア分野の企業のように、低価格路線で販路を拡大する道を選ばなかった。(同社は2015年に2億4000万ドル以上の利益を計上した)。ガートナーのアナリストは「BOEはジョイントベンチャーや子会社を立ち上げ、ドライバ回路などの調達体制を整えている」と述べている。


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[ 2018年05月17日 09:35 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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