韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  北朝鮮 >  北の安全保障と引き替えに韓国の安全脅かすな

北の安全保障と引き替えに韓国の安全脅かすな

ポンペオ米国務長官が31日、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長兼統一戦線部長に会った後、在韓米軍削減の可能性を問う質問に「そういう議題は、(米朝の)指導者たちが正しい決定をするのに必要なあらゆる自由を持てるよう、残しておくべきだ」「(現時点で)公表してはならない問題だ」と言った。つまり、これは在韓米軍削減の可能性を事実上、認めたものだ。少し前まで米国は「北朝鮮と話し合う予定はない」「韓米同盟で扱うことだ」と言っていた。米朝首脳会談を前にして、体制安全保障を強調する北朝鮮が「核放棄」条件の1つとして在韓米軍削減や撤退を要求し、米国がその余地を与えた可能性がある。北朝鮮は先月16日に突然、韓米合同空軍演習「マックス・サンダー」を非難して南北閣僚級会談を取り消して以降、在韓米軍の訓練などを連日非難している。

米国は最近、在韓米軍問題が取り上げられるたびに、公の場では「変化はない」と答えている。しかし、在韓米軍のカギを握る米大統領と国防長官の態度からしてこれまでとは違う。トランプ大統領は韓米貿易不均衡を在韓米軍撤退カードで正すという考えを持っている人物だ。米紙ニューヨーク・タイムズは今月初め、「トランプ大統領は国防総省に在韓米軍削減の検討を指示した」と報道したし、同じころ、マティス国防長官は在韓米軍撤退問題について「北朝鮮と話し合う議題の一部になるだろう」と述べた。韓国では文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が今年2月に「(文在寅〈ムン・ジェイン〉)大統領が在韓米軍に出て行けと言ったら、出ていかなければならない」と言ったのに続き、4月には「平和協定締結後は在韓米軍駐留を正当化するのは難しい」とも発言した。


韓米同盟は、在韓米軍と韓米合同軍事演習に基づいて65年間にわたり韓半島(朝鮮半島)の平和を守ってきた。北朝鮮が核を完全に廃棄し、改革・開放を通じて正常な国となり、韓半島の平和が構造的に定着すれば、現在のような水準の在韓米軍と韓米合同軍事演習は状況に合わせて見直すことにもなるだろう。しかし、その時までは韓半島の平和は依然として多くの壁を乗り越えていくしかない。前在韓米軍司令官は「在韓米軍撤退を目的として平和協定を締結するのは、韓国を『死刑』にするために署名するのと同じだ」と言った。米朝首脳会談は金正恩(キム・ジョンウン)体制を守る目的で行われるわけではない。北朝鮮の安全保障と引き替えに韓国人の安全を脅かすような変更を試みてはならない。
http://www.chosunonline.com/

在韓米軍は、大韓民国に駐在しているアメリカ軍の陸・海・空軍部隊の総称である。朝鮮戦争の際に国連軍主力部隊として派遣され、戦後に引き続き駐在している。ニクソン、カーター時代から削減が始まり、90年代より世界的な米軍再編により、段階的に削減されている。これまで北朝鮮は、朝鮮半島からの米軍撤退を和平実現の条件にしてきた。この点に対する北朝鮮の態度は、確かに軟化してきている。板門店宣言にも在韓米軍への直接の言及はなかったし、金正恩は在韓米軍の撤退にこだわらないだろうと文在寅は語っていた。だがトランプ政権は、いずれ二者択一を迫られるだろう。

在韓米軍は今でも、より広い枠組みの一部として位置付けられている。そこでは、日本の防衛と日米同盟関係がとりわけ重視されている。仮に米軍が韓国から撤退し、しかもそれが日本への配慮に欠ける形だった場合には、日本の軍事力増強の姿勢に拍車が掛かる。

関連記事

ブログパーツ
[ 2018年06月03日 08:55 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(1)
ベトナムの教訓
北朝鮮は昨年グアム攻撃予告をしたから、
米朝会談は、何らかの落とし前が必要でしょう。
これと、韓国防衛は次元の異なることで、米軍撤退は
ひとつの交渉カードという扱いになる。

米国は1970年代のベトナム介入で懲りた歴史があるから、
よその民族問題には介入しても「引き時」があると
心得ている。
米越関係は2016年のオバマ大統領のベトナム訪問で平和的
外交関係に戻った。米軍撤退から43年後のこと。
[ 2018/06/03 15:04 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
スポンサードリンク
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp