韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国社会 >  日本に遅れること1世紀、韓国語訳「カント全集」初刊行

日本に遅れること1世紀、韓国語訳「カント全集」初刊行

ドイツの哲学者イマヌエル・カント(1724-1804)が韓国に初めて紹介されたのは、旧韓末の学者・李定稷(イ・ジョンシク)が1905年に出した『康氏哲学説大略』でのことだった。康氏とは康徳、すなわちカントを指す。それから113年が過ぎた今年、初の「カント全集」韓国語版が姿を現した。韓国カント学会に所属する哲学者34人が、カントの著作の大部分を翻訳し、来年秋までに合わせて16巻を送り出す。今月4日に全集第1次分として『道徳形而上学』など3巻を刊行した。

「全集」は一社会の知的・文化的力量を代弁する知識の産物だという点から見ると、カントのように近代哲学を代表する大思想家の全集出版は非常に遅いという感がある。日本の場合、既に1920-30年代には岩波書店から18巻組みの「カント著作集」が出ており、65年には理想社から「カント全集」(全18巻)が、2000-06年には新たに翻訳された岩波版「カント全集」(全22巻)が出版された。西洋哲学者のパク・ウンジン元西原大学教授は「韓日両国の人文学の水準格差を示すもの。遅くはなったが、今からであっても、西洋哲学の巨大な湖と評されるカント全集が韓国で出版されることは非常に喜ばしく、大きな意味を持つ」と語った。

今後出版されるもののうち、前批判期の著作の大部分、批判期の著作の一部、『自然科学の形而上学的原理』、『論理学』、『書簡集』、『倫理学講義』は韓国では初の翻訳となる。なお、カントの著作からたった1冊、『自然地理学』だけは除外されたが、翻訳本を出版するハンギル社の金彦鎬(キム・オンホ)代表取締役は「地理学の専攻者と別途交渉して『自然地理学』も出版する計画」と語った。


これまでカントの原典は、翻訳本が16種類も出ている『純粋理性批判』など有名な著作が中心で、本によって用語が違っていたり直訳調の翻訳が多かったりして、読者を混乱させていた。カント学会メンバーのチェ・ソイン嶺南大学教授は「従来の研究成果をできるかぎり反映して用語を統一することに重点を置いた」と語った。複数の学者がたたき台になる原稿を一緒に読み、討論の末に最終翻訳文を作る「集団知性型翻訳」だ。
http://www.chosunonline.com/

イマヌエル・カント(Immanuel Kant、1724年4月22日 - 1804年2月12日)は、プロイセン王国(ドイツ)の哲学者で、ケーニヒスベルク大学の哲学教授である。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした。フィヒテ、シェリング、そしてヘーゲルへと続くドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされる。彼が定めた超越論哲学の枠組みは、以後の西洋哲学全体に強い影響を及ぼしている。

カントが優れているのは、ひとりで真善美の問題を原理から全て考え直し、それらについてカントなりの(しかし深い洞察による)解答を示したところにある。もちろん全部が全部事態をうまく言い当てているわけではないが、原理の「深度」には確かに驚かされる。カントは私たちの認識構造は感性、悟性、理性からなると考えていた。その内部的な仕組みとして「図式」や「カテゴリー」、「構想力」などがある。 ところが、カントの場合、書き方がドヘタなので、ポイントを捉えるのは一筋縄では行かなかったようだ。

関連記事

ブログパーツ
[ 2018年06月11日 16:18 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
スポンサードリンク
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp