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現代車グループ、電気自動車バッテリーを再利用するESS開発事業に参入

現代車グループがエネルギー貯蔵システム(ESS=Enegy Storage System)事業に参入する。現代車グループは26日、フィンランドのエネルギー企業バルチラと再利用バッテリーESS開発とグローバル事業化を進めるためパートナーシップを締結したと明らかにした。

バルチラはフィンランドのエネルギー分野の総合ソリューション提供企業で、世界177カ国で67ギガワット規模の発電設備容量を構築するなど競争力が認められている。昨年は米ESS市場の30%以上を確保するESSシステムエンジニアリング専門企業グリーンスミスエナジーを買収した。 ESSは生産された電力を貯蔵し、電力が必要な時に供給するエネルギー貯蔵装置で、家庭用・産業用など幅広く活用される。自然環境への依存度が高くて持続性が落ち、発電量が一定でない太陽光や風力など、再生可能エネルギーと連係して使用される必須装置だ。

現代車が参入した分野は電気自動車のバッテリーを再利用するESS構築事業。ドイツ再生可能エネルギー協会(BEE)、米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)など新再生エネルギー研究機関によると、7-8年ほど使用した電気自動車のバッテリーを用途を変更して再利用する場合、初期容量の70-80%水準で10年以上延長使用できる。また、電気自動車のバッテリーは登録された資産であるため回収しやすく、事業化に適した物量の確保が容易であるため、新規バッテリーに比べて価格が安いという長所がある。

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最近、電気自動車の販売が増え、バッテリー再利用のESS市場も注目されてきた。世界の電気自動車販売台数は昨年110万台を超え、2025年に1100万台、2030年に3000万台に増え、2040年には6000万台と年間自動車販売台数全体の55%を占めると予想される。電気自動車バッテリーの再利用が活発になれば、環境保護のほか、電気自動車の価格低下につながる可能性もある。現代車グループがバッテリーを買い取る費用ほど消費者の負担が減るからだ。
http://japanese.joins.com/

現代自動車グループは、電気自動車(EV)用電池をエネルギー貯蔵システム(ESS)向けに再利用する事業に参入し、EV車の普及で急増する使用済み電池を再資源化して、新たな収入源にする考えだ。 現代自は26日、フィンランドのエンジン大手バルチラとESSの技術開発に向けて業務提携を締結した。技術開発については、外部から知見を採り入れるオープンイノベーション方式でスタートアップなどとも協業するという。

現代自は現在、グループ会社である現代製鉄でESSの実証実験を進めている。今回の提携を通じて、3年以内に産業用ESSの商用化を目指すとの事。ESSは、EV車に搭載するリチウムイオン電池を採用する。余剰電力を貯蔵して、電力不足・停電・ピーク需要時に利用できるため、供給出力量の変化が大きい再生可能エネルギー向けなどでニーズが高まっている。エネルギー市場調査会社のブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは、EVのリサイクル電池量が2016年の0.1ギガワット時(GWh)から25年に29GWhまで急増し、このうち10GWh程度はESSに使われると予想している。


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[ 2018年06月27日 18:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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