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中国企業携帯電話の「防水服」、ナノコーティング技術に進展

中国科学院寧波材料技術・工学研究所などの科学研究部門はこのほど、ナノコーティング分野の研究で進展を実現した。ナノ防水コーティング技術により、電子回路と電子部品に「ナノ防水服」を「着用」させることで、今後携帯電話や電子製品が水に浸かっても心配する必要がなくなるとみられている。

水は電子製品の天敵といえる。大多数の電子製品は水に触れてしまうと性能が著しく低下したり、さらには使用できなくなる。防水は消費電子製品が解消すべき、重要な難題の一つになっている。防水と聞いて人々がまず思い浮かべるのは、防水腕時計かもしれない。防水腕時計は防水して水を弾くほか、水深50~100メートルの水圧を受けても中に水が入らない。防水製品がすでに存在するにもかかわらず、電子製品にとって防水が難題であるのはなぜだろうか。それは腕時計は内部の部品が外部と接触する部分が少なく、密封するだけで防水できるからだ。

携帯電話などの電子製品はその点異なる。その内部は電子部品が多く、かつ電波の送受信、音声の伝達、感光・イメージングなどの機能を備えている。これらの機能のため、電子製品は多くの部分をむき出しにしなければならないが、そのため密封が非常に困難かつ高コストになる。さらに電子製品は使用中に衝撃を受けやすく、それによって密封した箇所に隙間が生じ、水が内部に入り機能が失われ、使用できなくなってしまう。

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科学研究者が発明したこの超薄型の「防水服」は、防水、防護、放熱の機能を持ち、かつ導電性や信号及び音声の伝達に影響を及ぼさない。携帯電話が水に落ち、本体からバッテリーが抜け落ちたとしても正常に使える。 このナノコーティングの構造設計、量産性、99.999%の歩留まり率を実現するのは容易ではなく、加工設備と材料技術の多くの重要技術を把握する必要がある。

中国科学院寧波材料技術・工学研究所が開発するナノコーティング加工技術は、ハイエンド携帯電話、ドローン、自動車、海洋プロジェクトなどで広く使われている。関連成果は、独自の知的財産権を備えた各種技術を形成している。
https://www.recordchina.co.jp/

昨年3月、数年前まで、防水というと日本メーカーのお家芸で、日本以外で防水ケータイに取り組んでいるメーカーなど稀だったが、昨年スマホ界のトップ2とも言えるGalaxy S7 edgeとiPhone 7が防水対応として揃ったことで、日本以外でも防水スマホのトレンドが形成されつつある。MWCに出展する中小規模のスマホメーカーにも、そのトレンドが及んでいる。防水スマホ関連で、MWCには撥水ナノコーティングを提供するイギリスの企業、P2iも出展している。P2iはファーウェイやレノボ、プラントロニクスといった有名企業の製品にも技術を供給しているとのことで、撥水・簡易防水としてかなり手堅い技術となりつつある。

しかし、撥水ナノコーティングは、「筐体内に水が入り込んでも基板の腐食を防ぎ壊れにくくする」というもので、筐体を密閉するタイプの防水仕様とは根本的に発想が異なっている。


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[ 2018年08月10日 08:13 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
スマホのスピーカー
 私はスマホをよく風呂場で使います。用途は動画緩衝ですが
スピーカーに水が入ると音がこもり難儀してます。
 使用スマホはアイホンXです。
これって今の技術で解消できないのでしょうか?
[ 2018/08/10 12:05 ] [ 編集 ]
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