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脱原発政策から1年で…韓国電力、上半期に8147億ウォン赤字

韓国最大の公企業である韓国電力が上半期に8000億ウォンを超える大規模赤字を出した。現政権になって推進した性急な脱原発が電力独占供給会社である韓国電力の健全性を根幹から揺さぶっているのではないかとの指摘が出る。韓国電力は上半期に連結財務諸表基準で8147億ウォンの営業損失を記録したと13日に公示した。前年同期には2兆3097億ウォンの利益を出したが今回赤字に転落した。上半期の赤字幅は2012年の2兆617億ウォン以降で最大だ。「予防点検」名目で発電単価が最も安い原発を大挙止めたことが主要な背景に挙げられ、脱原発議論に再び火がついている。

韓国電力は4~6月期だけで6871億ウォンの赤字を出した。昨年10-12月期の1294億ウォン、今年1-3月期の1276億ウォンに続き3四半期連続損失を記録した。3四半期連続赤字は2011年10-12月期~2012年4-6月期から6年ぶりだ。2012年は日本の福島原発事故後に原発一斉点検に入ったことに加え、国際原油価格も1バレル当たり100ドル以上に急騰した時期だ。 上半期の当期純損失は1兆1690億ウォンに達した。純損失が営業赤字の8147億ウォンより大きい理由は子会社である韓国水力原子力の月城1号機廃炉費用約5600億ウォンが反映されているためだ。

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子会社の業績を考慮しない単体財務諸表だけ見ると韓国電力の業績は衝撃的だ。上半期だけで2兆1403億ウォンの赤字を出した。韓国電力のパク・ヒョンドク企画総括副社長は「東西発電など発電子会社5社が1兆1000億ウォンの利益を出して韓国電力の赤字を補填した側面がある」と説明した。 電気卸売事業者である韓国電力の業績は原発稼動率が高まる下半期に好調を示すのが一般的だ。だが今年は1兆ウォンを超える年間赤字は避けられない見通しだ。7~8月の猛暑にともなう電気料金一時引き下げ負担3100億ウォンも韓国電力が抱え込む可能性が高いからだ。2016年の電気料金累進制改編時も韓国電力がすべての費用を負担した。
http://japanese.joins.com/

中央日報は、原発が抜けた穴は電力卸売価格が1.5倍以上高い石炭とLNGが埋めた。韓国電力の上半期の電力購入費が前年同期比2兆1000億ウォン増えた事が理由と報じている。韓国電力の電力統計速報1~5月に原発で生産した発電単価はキロワット時当たり61.96ウォンだった。これに対し有煙炭は89.45ウォン、LNGは93.11ウォンに達した。燃料費単価だけ見ても原発の競争力は圧倒的だ。電力取引所によると先月の原発の燃料費はキロワット時当たり5.83ウォンだった。有煙炭の55.35ウォン、LNGの91.94ウォンの10~20分の1と締めくくっている。

だが2016年に中央日報は、韓国電力が2011年以降に出資した4つの会社の総累積損失額が575兆2000億ウォン(約53兆3800億円)に達する」と報じている。 会社別に見ると韓電が未来成長動力として石炭ガス化複合発展を育成するといってドイツのUHDE社と手を組み2011年に設立したKEPCO-UHDEは設立以降ずっと赤字となっている。さらに、KEPCO-UHDEは2011年に2億8000万ウォン、2012年13億5000万ウォン、2013年10億9000万ウォン、2014年8億2000万ウォン、2015年には7億60000万ウォンの当期純損失を出した。今年上半期には2億4000万ウォンの当期純損失となっている。

韓電は電気料金の引き上げによって庶民の血を吸い取っている状況で、子会社が赤字を出せば結局は国民の血税でこれを埋めなければならないと説明している。

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[ 2018年08月14日 12:28 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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