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中国の自動車製造における、日本メーカーの役割と貢献

2018年9月2日、中国のポータルサイト・捜狐は中国の自動車製造における日本の影響や貢献についてつづったコラムを掲載した。 他者の支配から脱却するためには核心技術を手にする必要があるということは、自動車業界に従事するものならみなが持つ認識である。それだけ核心技術は重要と言うことだ。中国の自動車業界は急速に発展しているが、日本はどんな役割を果たしているのだろうか。

1990年代、中国の自動車業界は技術が非常に不足していた時期で、国は外国のメーカーを招き、中国という市場を与え、外国メーカーの技術を獲得しようとした。その結果、ドイツのフォルクスワーゲンや日本のトヨタ、ホンダ、米国のGEなど数多くの外国メーカーと合弁会社を設立した。 ところが、外国の自動車メーカーが中国市場へ無事進出できた一方で、中国側は思うように技術を獲得できていない。近年では日本や米国の自動車メーカーが技術の譲渡を行うこともあるが、それは同メーカーにとってはすでに時代遅れの技術であり、核心技術を売り出すことはありえない。

それでも、日本が提供した基本的な技術は中国の自動車技術の発展に大きく貢献した。中国の自動車業界の発展当初、国内には自力での研究開発能力がなかったため、日本の基本的な技術は中国が自動車製造のスタートラインに立つうえで大きな役割を果たした。

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中国メーカーの自動車では日本メーカーのエンジンを使うことも珍しくない。だからといって日本が核心技術を提供しているということにはならない。仮に中国が日本のエンジンを模造したとしても、核心技術を把握していないためにオリジナルとは大きな性能の差が生じる。全体的に言えば、日本は中国の自動車製造の発展に大いに貢献していると言える。中国がさらに発展するためには他国を模倣するだけでなく、技術を自主開発できるようになる必要がある。
https://www.recordchina.co.jp/

三菱自動車は、中国におけるエンジン生産の合弁会社である瀋陽航天三菱汽車発動機製造が、5月19日にエンジンの生産累計500万基を達成したと発表している。瀋陽航天三菱は1997年8月に設立され、1998年より生産を開始。拡大を続ける中国の自動車市場にて、三菱向けだけでなく、多くの中国メーカーにもエンジンを供給することで、2014年に生産累計300万基、2016年に400万基を達成した。また瀋陽航天三菱では、2009年6月から小型自動車搭載用の小排気量で軽量、環境にも配慮したMIVEC機構付の4A9シリーズの本格量産を開始し、2016年には75万基を販売。さらに現行4G6エンジンの後継である4K2を投入する等、顧客ニーズに見合った高品質な製品を提供することで事業規模を拡大、今回、生産開始から19年で500万基を達成した。

当時の三菱エンジンは旧型だったが技術は成熟し、何よりコストも安く、三菱はエンジンを自主開発できない中国の自動車メーカーにエンジンを供給し、シェア率はほぼ独占状態にある。


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[ 2018年09月04日 08:18 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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