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韓国経済支える半導体、価格急落予測

自動車、造船、スマートフォンなど韓国の主力産業が苦境に陥る中、韓国経済を唯一支えてきたメモリー半導体市場にも警告音が鳴り響いている。主要製品のNAND型フラッシュメモリーの価格が今年10-12月期から急落すると予想されるからだ。

半導体の市場調査会社である台湾のDRAMエクスチェンジは26日、10-12月期のDRAM平均価格が7-9月期に比べ5%下落すると予想した。下落幅は当初予測(1-3%)を上回るものだ。半導体市場の分析担当者、エイブリル・ウー氏は「メモリーの需要が減少し、供給不足が解消され、DRAM価格が予想よりも落ち込む」と予想した。 DRAMエクスチェンジは特にパソコン、モバイル、サーバー用のDRAM価格が同時に下落すると予想した。本格的な下落の前兆となる見通しだ。サーバー用、パソコン用のDRAMはいずれも5%下落、モバイル用のDRAMは最大で8%の下落が見込まれる。来年にはDRAM価格が今年に比べて最大25%下落するとした。

半導体価格の下落で、韓国の2大半導体メーカーであるサムスン電子とSKハイニックスの業績も10-12月期から低迷するとの見方が支配的だ。 これに先立ち、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなど世界の主な投資銀行も、世界のメモリー半導体需要が減少し、在庫が増え、価格圧力が強まるとし、10-12月から業界の景気が低迷するとの予想を相次いで示した。

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DRAMの場合、大口の取引先に供給する場合に適用される固定取引価格は横ばいだが、短期取引価格であるスポット価格は今年上半期から下落に転じた。8ギガビットDRAMのスポット価格は今年1月時点で9.65ドルだったが、27日には7.34米ドルと24%下落した。スポット価格の下落が進めば、固定取引価格も下落が避けられない。 半導体業界からは、パソコン、サーバー、モバイル用メモリー半導体の需要が同時に減少し、値下がりが予想よりも急激なものになるとの分析が聞かれる。
http://www.chosunonline.com/

来年には中国の半導体メーカーが本格的な量産に入る。現状韓国内の半導体企業における在庫は過剰だ。今後は半導体在庫処理を伴う。同時に中国の半導体メーカーが本格的な量産にはいれば、在庫は加速的に増加するわけで、その調整のほうが難しい。今年10-12月期までは市場に大きな変化はないが、早くから在庫調整を実施しないと、売れ残りの廃棄に追い込まれる…。大量受注でコスト低減を実施し、中国に販売しているが、中国でも過剰在庫となりつつある半導体である。中国は在庫調整に入っている。韓国企業も半導体好調と言う記事ばかりが独り歩きするが、過剰在庫処理と言う記事はあまり見かけない。


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[ 2018年09月29日 08:37 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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