中国市場シェア0.7%、完全に影響力を失ったサムスンスマホ
サムスン電子の中国でのスマートフォン事業が不振の泥沼を抜け出せずにいる。米市場調査会社ストラテジーアナリティクス(SA)によると、サムスン電子の中国における今年7-9月期の販売台数は70万台で、市場シェアは0.7%に低迷した。販売台数、シェア共に過去最低だ。華為(ファーウェイ)、OPPO、VIVO、小米(シャオミ)など中国の主要メーカーだけでなく、小辣椒(シャオラージャオ)、SUGAR、CMCCなどの中小ブランドにも敗れ、全体順位は11位に落ち込んだ。
サムスン電子は2014年1-3月に中国でシェア19%を記録し、販売台数も1800万台に迫っていた。しかし、15年4-6月期に販売台数が1000万台を割り込んだ後、今年4-6月期以降は100万台にも届かなくなり、市場での影響力を完全に失った。スマートフォン業界関係者は「サムスン電子は最近、中国の現地メーカーに開発や生産を委託する方式まで導入したが、まだ目に見える成果を収めていない状況だ」と指摘した。
サムスン電子は中国で既存の商品群であるギャラクシーS、ギャラクシーノート、ギャラクシーA、ギャラクシーJシリーズだけでなく、現地専用モデルのギャラクシーSライトと高価格のフォルダー型スマートフォン、ギャラクシーW2019も投入した。ラインアップを多角化し、中国を攻略しているが、全ての製品が米アップルや中国現地メーカーとの競争で完全に敗れている状況だ。
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まず、高価格帯ではギャラクシーS、ギャラクシーノートがアップルに市場を奪われた。アップルは今年7-9月にiPhone X(テン)、iPhone XSなど790万台を売り上げた。同じ期間にアップルは中国、台湾、香港で114億1100万ドル(約1兆2800億円)を売り上げ、前年同期比16%の増収を記録した。サムスンは中国で苦戦しているが、アップルは高級化戦略で売り上げを伸ばし続けている。
http://www.chosunonline.com/
朝鮮日報は、中低価格帯は状況がさらに深刻だ。華為、小米など中国メーカーはサムスンよりもはるかに低価格で最先端技術を搭載したスマートフォンを投入し、市場を掌握していると報じている。 サムスンスマホは、galaxyシリーズの初期だけ売れたが、初期の大半は低価格帯のスマホも同時に売れたことによる。インドネシアやインドをはじめとした新興国で、低性能・低価格帯スマホが売れた事での利益は大きかっただろう。ところがすぐに低性能と言う壁に購入者は気が付いた。1万円程度とはいえ、彼らにとっての1万円は大きい。
中国企業が進出し始めた当時、高級スマホとほとんど変わらない性能で手に入れられることから様子が一変した。サムスンが低価格タスマホに移行するとした時点で、実態は投げ売り状態の宣伝スマホと化していた。結果、台数だけは世界一だが、本来宣伝用ならば販管費に盛り込むべきであるが、実態を知った経営層が低価格帯への移行ではなく半導体へと舵を切った。従ってスマホ利益は無いに等しいどころか、実態は宣伝用であるから赤字だろう。結局高性能スマホと半導体の二本柱で進むしかなかったが、高性能スマホは、値崩れ前に売るわけで、本来一番の利益を得られる商品となるはずが、販売台数が確保できずに、損益分岐点割れとなっている。
アップルは販管費が非常に少ない。製造原価が高いとはいえ、販売台数は減少でも営業利益はダントツ一位のままでなる。インドネシアの人と話をすると、スマホをもっている姿の写真をSNSに掲載する。みると最近のスマホはやたら大きい。尋ねると中国スマホだという。一見すると7インチ近い大きさに見える。台湾でも似たような写真を目にする。超大画面サイズスマホはインドネシアで大人気だそうだ。見やすく値段はアップルより安いし、性能は日本部品であるから、マイク性能も写真画像性能も素晴らしい。
私はインドネシアのカラオケを制作しているのですが、この二年間で大きくスマホの状態が変わったのは録音音質。従って、マイク性能は高級スマホと変わらない。さらに写真も非常に綺麗。最近では二台持ち、或いは二台分のSIMを活用し、友人・家族或いは恋人とで分けている。使用するアプリは、Whatapp、line、Messenger、Facebook で、電話は主に Whatapp を使用する。しかも使用頻度は非常に高い。日本では line の使用頻度は高いが。、Whatapp あまり知られていない。
サムスン電子は2014年1-3月に中国でシェア19%を記録し、販売台数も1800万台に迫っていた。しかし、15年4-6月期に販売台数が1000万台を割り込んだ後、今年4-6月期以降は100万台にも届かなくなり、市場での影響力を完全に失った。スマートフォン業界関係者は「サムスン電子は最近、中国の現地メーカーに開発や生産を委託する方式まで導入したが、まだ目に見える成果を収めていない状況だ」と指摘した。
サムスン電子は中国で既存の商品群であるギャラクシーS、ギャラクシーノート、ギャラクシーA、ギャラクシーJシリーズだけでなく、現地専用モデルのギャラクシーSライトと高価格のフォルダー型スマートフォン、ギャラクシーW2019も投入した。ラインアップを多角化し、中国を攻略しているが、全ての製品が米アップルや中国現地メーカーとの競争で完全に敗れている状況だ。
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まず、高価格帯ではギャラクシーS、ギャラクシーノートがアップルに市場を奪われた。アップルは今年7-9月にiPhone X(テン)、iPhone XSなど790万台を売り上げた。同じ期間にアップルは中国、台湾、香港で114億1100万ドル(約1兆2800億円)を売り上げ、前年同期比16%の増収を記録した。サムスンは中国で苦戦しているが、アップルは高級化戦略で売り上げを伸ばし続けている。
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朝鮮日報は、中低価格帯は状況がさらに深刻だ。華為、小米など中国メーカーはサムスンよりもはるかに低価格で最先端技術を搭載したスマートフォンを投入し、市場を掌握していると報じている。 サムスンスマホは、galaxyシリーズの初期だけ売れたが、初期の大半は低価格帯のスマホも同時に売れたことによる。インドネシアやインドをはじめとした新興国で、低性能・低価格帯スマホが売れた事での利益は大きかっただろう。ところがすぐに低性能と言う壁に購入者は気が付いた。1万円程度とはいえ、彼らにとっての1万円は大きい。
中国企業が進出し始めた当時、高級スマホとほとんど変わらない性能で手に入れられることから様子が一変した。サムスンが低価格タスマホに移行するとした時点で、実態は投げ売り状態の宣伝スマホと化していた。結果、台数だけは世界一だが、本来宣伝用ならば販管費に盛り込むべきであるが、実態を知った経営層が低価格帯への移行ではなく半導体へと舵を切った。従ってスマホ利益は無いに等しいどころか、実態は宣伝用であるから赤字だろう。結局高性能スマホと半導体の二本柱で進むしかなかったが、高性能スマホは、値崩れ前に売るわけで、本来一番の利益を得られる商品となるはずが、販売台数が確保できずに、損益分岐点割れとなっている。
アップルは販管費が非常に少ない。製造原価が高いとはいえ、販売台数は減少でも営業利益はダントツ一位のままでなる。インドネシアの人と話をすると、スマホをもっている姿の写真をSNSに掲載する。みると最近のスマホはやたら大きい。尋ねると中国スマホだという。一見すると7インチ近い大きさに見える。台湾でも似たような写真を目にする。超大画面サイズスマホはインドネシアで大人気だそうだ。見やすく値段はアップルより安いし、性能は日本部品であるから、マイク性能も写真画像性能も素晴らしい。
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≪ 一度も暴落ない不動産不敗の韓国、近いうちに危機がくる | HOME | テスラと協業を密に、パナソニックが車載電池の開発機能を米に移管 ≫
彼の国の製造業は技術的には非常に底が浅く、基本的には組み立て産業に過ぎないので、彼の国で製造できるものは、全て中国で製造できる様になると思います。自動車にしても、ストライキばかりして、ロクな製品を開発できないので、あと数年で中国車が韓国車に置き換わって行くと思われます。
[ 2018/11/20 18:53 ]
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「禍福は糾える縄の如し」なんでしょうね、彼の国の半導体もいずれ・・・・・