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崩壊危険に直面したソウルのビル、図面施工が違う

崩壊危険の診断を受けたソウル江南区(カンナムグ)テジョンビルが図面と違って施工されたことが明らかになった。ソウル市が竣工を許可しながらこのような事実を把握できなかったという責任論が提起されている。

13日、ソウル江南区によると、施工者であるナムグァン土建が1991年竣工検査を受けた時に提出した図面には地下7階から地上1階まで原形柱を、その上の層には四角柱を建てることになっている。しかし、今回亀裂が発見された地上2階の柱も原形ということが明らかになった。竣工の時に提出した図面と実際が違った。それだけでなく、89年7月に建築許可を受けた時に提出した設計図面と竣工図面も違う。建築許可を受ける時はビルの全階(15階)に四角柱を入れるといったが、四角柱を大幅減らして竣工許可を受けた。建築途中で設計を変更したということだ。

ただし、江南区関係者は「3階以上は図面通りに四角柱が設置された」と話した。地下7階~地上2階は設計図面と竣工図面が違い、地上2階は竣工図面と実際の施工が違うという意味だ。2つが重なった2階の原形柱から亀裂が発生した。このビルの竣工検査はソウル市住宅局が引き受けた。当時には「11階以上、延面積3000坪以上」ビルの竣工検査の権限はソウル市にあった。今は51階建て以上に限ってソウル市が行っている。

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建築法には原形柱や四角柱を建てることを定めていない。柱の大きさと断面積が重要だ。漢陽(ハンヤン)大学建築学部のハム・インソン特任教授は「柱の安全性は形ではなく断面積と鉄筋の背筋状態が決める」として「柱の断面積が必要な部分より狭く設計されたり、施工が不十分だったりする場合、テジョンビルのように柱にひびが入る」と話した。ハム教授は「柱内部の鉄筋間隔、コンクリートの厚さが当初の設計通りになっているかどうかを確認する必要がある」と話した。 ソウル江南のど真ん中にあるビルが崩壊危険の診断を受け、他のビルの安全性を心配する声が高い。
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崩壊危険に置かれたソウル江南区三成洞のテジョンビルに12日、使用禁止措置が下された。一方、ソウル江南区三成洞に位置したテジョンビルは1991年竣工した地下7階、地上15階の住宅商店複合建物だ。表面では問題がないように見えるが、工事が行われた地上2階の主柱にひびが入るなど、崩壊の兆しが見えて届け出が続いた。

2004年には竣工を控え、20度以上傾いて崩壊危険に直面した忠南、牙山市のオフィステルが撤去されている。今年6月にはソウル龍山区にある4階建ての古い商業施設が突然崩壊している。ビル以外では、ラオス南東部で発生した建設中のダム決壊事故は大災害となっている。旅客船の沈没に続き、地下鉄の衝突事故。韓国では今ごろになって「安全不信」が高まっている。


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[ 2018年12月14日 08:50 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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