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日本人の有休取得率は先進国で最下位、一体なぜ?

2019年2月14日、文匯報は「日本人の有給休暇取得率はわずか50%、先進国で最下位」と題する記事を掲載した。 記事は冒頭、「ワーク・ライフ・バランスにとって合理的な休みは非常に重要。だが、最近行われた調査で日本の有休取得率は何年も世界最下位が続いていることが示された」と紹介。続けて「とても意外な結果。なぜ日本人は休みを取りたがらないのだろうか」と疑問を投げ掛ける。 記事が取り上げたのはエクスペディアが世界19カ国・地域を対象に実施した18年の調査データだ。これによると、日本は取得率50%でワースト1位。日本の次に低かったオーストラリアとは20ポイントもの開きがあり、取得日数でも日本の10日は米国、タイと並んで最少だった。

記事は「日本の休暇制度と実際の生活を見てみると、日本は決して休みが少ない国ではない。ゴールデンウイーク、盆休み、正月休みという比較的長い休みもある」と説明し、「休みを取るかどうかという問題においては民族性、そして職場の『暗黙のルール』による制限が見られる」と指摘。「休みたいが申し訳なくて休めない、あるいは目の前にある仕事が休ませてくれないというのが日本の職場だ」「調査によると、有休を取得しない理由として最も多く上がったのが『人手不足』。回答者の6割が有休を使うことに『罪悪感がある』と答えた」などと伝えるとともに、「日本の企業文化において上司、先輩社員は極めて大きい影響力を持つ。上司や先輩が休みを取らなければ部下や後輩も休みづらい」とも説明する。

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記事は「日本人は習慣的に『仕事の圧力がかかる中、誰もが忙しくしている。休みを申請できる雰囲気が社内にはない』と考える。自分が休むと同僚に迷惑がかかるから申請を見送るというわけだ。上司もさまざまな事情を考慮した上で休暇取得を認める。そこから、上司は休暇取得を簡単に認めない、部下も簡単に休暇を申請しないという『暗黙のルール』が形成される。
https://www.recordchina.co.jp/

世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパン(https://www.expedia.co.jp/)では、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査を実施している。

日本では「働き方改革」や「休み方改革」が推進されていますが、今年は昨年同様、有休消化率が世界最下位という結果となった。有給休暇を取得することに対し、「罪悪感がある」と考える日本人の割合は6割以上にものぼり、世界で最も多い結果となっている。そのことが有休消化率の低さに繋がっている。日本人が休みを取らない理由の1位は「緊急時のために取っておく」という結果になった。日本人は病気をした場合に有給休暇から取得することが多く、海外のように病気休暇が導入されていない企業が殆どです。そのため、有給休暇を使わずに取っておく人が多い。

2位に「人手不足」、3位に「職場の同僚が休んでいない」がランクイン。また自身の上司が有給休暇を取ることに協力的かを聞いたところ、「分からない」と回答した人が3割以上で、世界で一番多い結果となった。職場の空気を読んで休みを取らない上に、有給休暇についてのコミュニケーションを上司としていないことが、日本人の低い有休消化率の一因となっている。


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[ 2019年02月16日 08:17 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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