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中国が折れた?!「中止の危機」のマレーシア鉄道計画、規模縮小で進行

2019年2月19日、米華字メディア・多維新聞は、中国企業が受注するも「中止の危機」に瀕していたマレーシアの東海岸鉄道計画が規模を縮小して継続される見通しと報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道を引用。マレーシアのサイフディン・アブドゥッラー外相は19日、「マレーシアと中国の話し合いは最終段階を迎えている」「中国はわれわれの境遇を理解している」と話し、規模縮小や総額200億ドル(約2兆2200億円)とされていた事業費の削減に中国側が同意したことを明らかにしたという。

記事によると、聯合ニュースは「この鉄道プロジェクトは中国にとって非常に重要。全長668キロに及ぶ線路が完成すれば、中国は米軍基地のあるシンガポールを通さずとも中東の原油輸送ルートを直接掌握できるからだ」と指摘し、「18年5月の選挙で親中政権が破れ、同年7月に計画の一時中止命令が出された」と説明している。
https://www.recordchina.co.jp/

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中国はインドネシアで高速鉄道受注を日本から勝ち取った。日本が新幹線方式で開発する予定で、調査や事業計画も済ませた段階で、同等の設計案で低コスト案を提案したため、インドネシアは中国に委託することを決めた。しかし、現実として工事は遅れをみせている。2019年の稼働を計画しているが見通しは不透明だ。その要因としてはインドネシアの経済発展による地価の高騰を中国が予測できなかったことなどがある。工業用地を確保できていない現状だ。

タイのチェンマイ−バンコク間から、バンコク−マレーシア間、そしてマレーシア−シンガポール間で「新幹線」の採用が計画されている。インドでも「新幹線」の採用が決定している。また、アジアのみならず米国内や英国など欧州内でも鉄道受注は増加している。とはいえ価格競争で考慮すれば、新興国の考え方として、そこまで必要なのかと言う疑問は常にあるようだ。また日本では人手不足に長期にわたる工事のための技術維持不足もあり、利益もないことから最近では鈍化傾向となっている。


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[ 2019年02月21日 08:44 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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