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地下鉄車内でスマホに夢中、苦境にあえぐ人たちも!

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車内広告代行業者「収入が20%減」
物品販売業者「目が合わなければ商売もできない」

「考えてみれば、最近地下鉄の車内で前や上を向いている人はいないね。皆うつむいている」

5日、ソウル駅から地下鉄4号線の烏耳島(京畿道始興市)行き電車に乗った会社員パク・チュソンさん(32)は、電車のドアが閉まるなり、うつむいた姿勢でスマートフォン(多機能携帯電話端末)をいじり始めた。地下鉄を利用して通勤しているパクさんは、スマートフォンでゲームをしたり、ドラマやウェブ漫画を見たりしながら、暇をつぶしている。頭を上げるのは、電車がどの辺りを走っているのか確認するために窓の外を見るときだけだ。この日パクさんが乗った車両には50人ほどの乗客がいたが、その半数以上はパクさんと同じようにスマートフォンの画面に見入っていた。

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地下鉄の乗客たちの視線がスマートフォンにくぎ付けになっている状況を嘆く人も少なくない。地下鉄の車内広告を管理する業者や、車内で物品を販売する人、あるいはチラシを配りながら何かを訴える人たちだ。このような人たちは、スマートフォンが商売敵だと口をそろえる。

車内広告代行業者の課長は「3年前から、電車内の広告収入が20%減少した」と話した。とりわけ、車内広告の1割ほどを占める大企業の広告はほとんどなくなっている。車内で物品を販売する人や、チラシを配る人たちは「人々と目を合わせることができないため、何をしようとしても無駄だ」と訴える。また、地下鉄の車内で懐中電灯を販売する男性(44)は「以前は車内でぼーっと座っている中年の乗客に近寄って品物を販売していたが、最近は老若男女を問わず携帯電話に夢中になっているため、とてももどかしい思いだ。目が合ってこそ、言いたいことを伝えることができるが、人々が頭を上げないため、品物を売り込む方法がない」とため息をついた。一方、ソウルメトロ(地下鉄1-4号線を運営)のある職員は「昨年に地下鉄保安官制度が発足したことで、車内で物品を販売する人たちなどへの取り締まりを強化したが、こうした人たちが『商売がうまくいかない』と言って自ら地下鉄での販売をやめる側面もある。スマートフォンが電車の車内広告や物品販売業者を追い出した格好だ」と話した。

(朝鮮日報)



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[ 2013年07月06日 13:13 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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