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韓国、政府予想より9年早まった人口の崖…なぜ?

統計庁は2016年に「将来人口推計」で韓国の人口が減少傾向に転じる時期を2032年と予想した。合計特殊出生率が2016年の1.14人から2017年には1.07人に急減するという前提で計算した。合計特殊出生率は妊娠可能な女性1人が一生の間に産むと予想される子どもの数だ。しかし昨年の合計特殊出生率はこれよりもさらに低い1.05人にとどまった。自然に人口減少時点は2月には2028年と4年前倒しされた。

だが今年の出生率は昨年よりきびしい「ショック」水準と集計され、人口減少時期はさらに大幅に前倒しされることになった。今年7-9月期の合計特殊出生率は0.95人で前年同期比0.1人減った。こうした推移を考慮すると早ければ来年から韓国の人口は減少し始める見通しだ。人口減少時期の見通しがわずか1年で9年早まった格好だ。 人口減少時期が早まる理由は韓国の少子化が世界で類を見ないほど深刻化しているためだ。韓国の合計特殊出生率は経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国で最下位だ。2015年基準で韓国の合計特殊出生率は1.24人だったが、これに対しOECD平均は1.68人に達した。

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韓国政府は当惑している。「2030年前後に人口が減るだろうという統計庁の推計に基づいて立てた国家財政計画と国民年金財政推計、8大社会保険の政府支援金推計などがすべて変わりかねないためだ。財政悪化、年金負担加重のスピードはさらに速くなる見通しだ。
https://japanese.joins.com/

中央日報は、廃業者数は2015年(79万50人)から増え始め、昨年は90万8076人となり、開業に対する廃業数を表す自営業廃業率は2016年の77.8%から今年は90%に迫るとした。10人が店舗をオープンする間に9人が閉鎖していることになる。さらに、来年は経済活動人口の崖が近づく。1950年代後半~1960年代初期に生まれたベビーブーム世代のリタイアが本格化する。来年に満60歳の定年を迎える人口は過去初めて80万人を超え、2034年まで年平均88万人が仕事場を離れる。韓国の人口の27%、生産可能人口の38%が16年以内に生産現場からいなくなる。

高齢化社会に突入すると、日本の半分以下の人口では、加速的に高齢化が進む。当然年金にしても高齢者を支える労働者の一人当たりの負担は加速的に大きくなる。税収も加速的に減少し、増税が加速する。すでに文政権下で増税が進み、税収が増えたと喜んでいる韓国政府だが、現状でも税収不足で地方債務は大赤字である。挙句に記事にある人口減少が始まり、様々な問題を加速することになる。


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[ 2018年12月24日 18:42 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(1)
来年は0.8人~0.7人?
来年の出生率は今年より一段と厳しくなるので0.8人~0.7人でしょうか?
[ 2018/12/25 14:53 ] [ 編集 ]
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