1-3月EV販売台数、中国40万台VS韓国6000台
中国では今年1-3月だけで電気自動車(EV)が40万台売れた。前年同期の2.8倍であり、1-3月の乗用車販売全体に占める割合は7.7%に達した。中国の今年のEV販売台数が過去最高の200万台に迫るとの見通しも聞かれる。
一方、韓国のEV販売台数はみすぼらしい。1-3月は6263台で、全体の1.6%にとどまった。EV補助金が3月から本格的に支給された影響もあるが、韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車の次世代EV発売が遅れ、選択肢が少なかったことが大きい。そのため、販売台数の半分(3232台)はテスラだった。韓国のEVを巡る戦略とスピードがこのままでよいのか懸念が生じている。
中国のEV市場で目立つのはテスラの独走ではない点だ。ゼネラル・モーターズ(GM)が主導する合弁企業、上汽通用五菱汽車の「五菱宏光MINI」がEV販売首位を走り、テスラの「モデル3」は2位にとどまっている。さらに、3位に比亜迪(BYD)の「漢(ハン)」、4位に広州汽車の「Aion S」など現地メーカーのモデルが上位に食い込んでいる。「大陸のテスラ」と呼ばれるNIO(上海蔚来汽車)、小鵬汽車など中国のEVスタートアップも上位圏に入っている。内燃機関車を早々とあきらめ、EV育成に集中してきた中国政府の「製造業崛起(くっき)」の結果だ。
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中国政府はEVの重要技術であるバッテリー産業から育成した。自国企業のバッテリーが搭載されたEVにだけ補助金を支給する政策でバッテリーメーカーの寧徳時代新能源科技(CATL)は世界トップへと成長した。BYDはバッテリーと完成車をいずれも生産する中国唯一の企業だ。中国政府はまた、2017年にテスラに合弁ではなく、100%出資を認めるという破格の優遇を行い、上海に同社工場を誘致した。業界関係者は「テスラを通じ、中国のEV部品生態系を育成する狙いだった」と話す。NIO、小鵬汽車のようなEVスタートアップはそれぞれ阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)など巨大IT企業の支援を受け、急激に成長している。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/20/2021042080026.html
朝鮮日報は、韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車は今月、次世代のEV「アイオニック5」を正式に発売する計画だが、まだ日程が固まっていない。アイオニック5を生産する蔚山第1工場が駆動モーター部品の需給問題で7日から14日まで操業を中断しているためだ。起亜自動車は下半期に「EV6」を発売する予定だ。両社の事前契約分は6万台に達するが、年内に納車できるかどうか不透明と報じている。
現代自はEV戦略を立てるのが遅すぎたとの指摘だ。年初来今月8日までにソウル市では配分されたEV補助金の43%(約2200台)を消化したが、その大半はテスラ車に対するものだ。通常EVの新車は補助金枠を考慮し、年初に発売されるが、現代自はそれに合わせて発売計画を組むことができなかったとした。韓国GM、ルノーサムスンなどはさらに状況が悪い。EVの独自開発能力が不足しており、シボレー・ボルトEVやルノー・ゾエなどのEVを輸入販売しているが、販売台数は微々たるものだ。
双竜自動車は来年、コランドベースのEVを発売する計画だが、会社更生手続きや売却手続きが順調に進むかどうかがカギとなる。
一方、韓国のEV販売台数はみすぼらしい。1-3月は6263台で、全体の1.6%にとどまった。EV補助金が3月から本格的に支給された影響もあるが、韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車の次世代EV発売が遅れ、選択肢が少なかったことが大きい。そのため、販売台数の半分(3232台)はテスラだった。韓国のEVを巡る戦略とスピードがこのままでよいのか懸念が生じている。
中国のEV市場で目立つのはテスラの独走ではない点だ。ゼネラル・モーターズ(GM)が主導する合弁企業、上汽通用五菱汽車の「五菱宏光MINI」がEV販売首位を走り、テスラの「モデル3」は2位にとどまっている。さらに、3位に比亜迪(BYD)の「漢(ハン)」、4位に広州汽車の「Aion S」など現地メーカーのモデルが上位に食い込んでいる。「大陸のテスラ」と呼ばれるNIO(上海蔚来汽車)、小鵬汽車など中国のEVスタートアップも上位圏に入っている。内燃機関車を早々とあきらめ、EV育成に集中してきた中国政府の「製造業崛起(くっき)」の結果だ。
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自転車が電動バイクになり、その次が小型EV.
充電インフラ不要で、宅内充電で市内短距離用途。
中国独自の産物だから海外メーカーが挑戦する
カテゴリでなないような。
一方、充電インフラが急速に普及しており、こちらは、
本格EVの台数伸び待ち。
現代のアイオニック5は中国市場でもチャンスがある。