韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  アジアの龍、成功したものの誰もが不幸な国=韓国

アジアの龍、成功したものの誰もが不幸な国=韓国

私たちは成功したのだろうか、それとも失敗したのだろうか。有史以来、韓国ほど急速な経済成長を遂げた国はない。マディソンプロジェクトが収集した資料によると、韓国の購買力平価による1人当たり国内総生産(GDP)は、解放直後の1946年の916ドルから2018年には3万7928ドルへと4000%以上成長した。第2次世界大戦の廃墟から奇跡を起こしたと賛辞を受けるドイツと日本はもちろん、高度成長の新たな歴史を記した中国も韓国と比較するほどではない。

経済成長だけではない。1987年の民主化後、民主主義は保守が政権を取る度に挑戦を受けているものの、2016~2017年のろうそく市民抗争が示すように、韓国は植民地支配を経験した後発民主主義国の中で民主主義を強固にしていっているほぼ唯一の国だ。

不思議なのは、韓国社会がこのような途方もない経済的、政治的成功を成し遂げたにもかかわらず、韓国人は次第に不幸になりつつあるということだ。韓国のうつ病有症率と自殺率は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も高く、合計特殊出生率(TFR)は最も低く、労働市場は不安定雇用状態にある労働者であふれている。過去30年間、所得と資産の不平等が深刻化していることで、今や不平等は私たちにとっておなじみの日常となった。

スポンサードリンク


どうしてこのような途方もない成功と悲惨な失敗が共存しうるのか。ある人が主張するように、今よりも積極的に福祉支出を増やせば、失敗は覆い隠せるのだろうか。GDPに対する福祉支出は1990年の2.6%から2020年には13.4%(推定)へと、わずか30年で400%以上増加している。しかし、社会経済的危機は徐々に深刻化してきた。福祉の拡大が不要だったというわけではない。福祉支出を増やさなかったとすれば、私たちが直面している危機は韓国社会が耐えられないほど深刻になっていただろう。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/45672.html

2014-02-22-wa-1.jpg

大手企業がすべて外資系企業であり、そこに努める一部の韓国人だけしか恩恵はないという事。大半が中小企業雇用だが、日本のようなレベルではないために、外資系企業との年収差は広まるばかりとなる。本来政治としては外資系企業を上手に活用した国つくりが不可欠だが、就職合戦だけが加速し、大手の外資系企業に入ることだけが先行し、本来必要な十人十色となる能力重視や、アイデア重視がなくなり、単に学力だけが先行する国つくりとなっている。

土台にある製造や品質保証や品質管理と言う部分での勉強や経験が少ないのが現状だ。同じことが日本にも言える。一方で単純生産は自動化に移行し、製造現場が大きく変わる時代に突入いている現実がある。中小企業レベルをどのように高めるのか、国と企業システムの連携は不可欠。外資系企業だけが、韓国離脱し他国戦略が加速する今、取り残された韓国内を守るだけの中小企業は無い。


関連記事

[ 2023年01月18日 08:53 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
管理人様の仰るように大企業に行けるか否かの競争社会。ギスギスして当然。下を見下すから棲み分けもできず、現場の技術は疎かなまま。

> 福祉支出を増やさなかったとすれば、私たちが直面している危機は韓国社会が耐えられないほど深刻になっていただろう
ハンギョレ、文在寅が大量に垂れ流した福祉支出をカバー。そして文在寅の失政のツケが現在の惨状なのに、しれっと無視してさあユン政権よ現状をどうすると。
すり替えですね。
これを書きたかっただけでは。
[ 2023/01/18 16:23 ] [ 編集 ]
>誰もが不幸
というのはこの学者さんの勝手な論だろう。
日本政府観光局の発表では
>2022年9月の訪日数の国別トップは韓国の 3万2700人

貧しい国から1か月に3万人も来ない。

>1人当たり国内総生産(GDP)は、2018年には3万7928ドル

Xバー(平均)だけでなくて、シグマ(分散)も言わないとばらつきが分からない。
おそらく韓国のシグマは非常に大きい。
この学者さんは、下のシグマの層を断片的に言い表している。
下の層はどこの国にも存在する。
[ 2023/01/18 21:29 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp