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2度にわたり中国を蹴るベトナム、日本に高速鉄道支援を求める

023年1月25日、中国メディアの虎嗅は、経済発展の起爆剤として南北高速鉄道構想を掲げるベトナムが鉄道建設を中国ではなく日本に依存しようとしていることについて「正しい選択なのか」とする文章を掲載した。ベトナムが2006年に一度高速鉄道建設を計画するも10年に頓挫した時に続き、近頃再び日本に対して高速鉄道建設支援を要請したと伝えた。

そして、ベトナムは経済発展の起爆剤としてハノイとホーチミンを結ぶ全長1560キロの南北高速鉄道を開通させる構想を持っており、25年から41年まで16年かけて3つの段階に分けて建設する計画だと紹介。「ベトナムの沿海地域を通る高速鉄道建設は地形が平坦であることから中国が請け負えば少ない投資でスピーディーに完成させることができるにもかかわらず、2度にわたって中国を蹴って日本の新幹線技術に頼ろうとしている背景には、自らの安定を保つ上で、政治的、経済的に米国側陣営、中国それぞれと『付かず離れず』のポジションを守る必要があるという、ベトナムの地政学的な思惑がある」と論じた。

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その上で、「16年という建設サイクルは非常に長く、全線開通時にはすでに時代遅れという技術的なリスクを孕んでいるほか、投資や経済を取り巻く環境が大きく変動する危険性もある」と指摘。さらに、「国内の鉄道で日本の新幹線技術を採用したとしても、中国はもちろんのことラオス、タイ、カンボジアなどの近隣鉄道路線との接続を図る上で中国の技術は避けて通れないということをベトナム自身がよく理解している」と主張した。
https://www.recordchina.co.jp/b908219-s25-c100-d0193.html

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ベトナムのファム・ミン・チン首相が9日にハノイで菅義偉前首相と会談した際、日本に政府開発援助(ODA)を利用した高速鉄道建設などでの援助を明確に要請したほか、13日に日本の鈴木俊一財務相と会談した際にも、ハノイとホーチミンを結ぶ南北高速鉄道建設の支援を求めたと紹介。同高速鉄道は全長1545キロで、688億ドル(約8兆9600億円)程度の資金が必要とした。

最近では、インドネシアの高速鉄道で大きな遅れと、結果的に国の税金が投入され、中国に依頼した高速鉄道が大きな波紋を呼んだ。信頼の無い中国と言う位置付けだ。日本の技術力と、日本の鉄道システムの安全性を考慮すれば、日本への依頼は正しい選択と言える。問題はコストで、日本政府がどう対応するのかは今後のカギとなる。


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[ 2023年01月27日 08:43 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(1)
> 中国が請け負えば少ない投資でスピーディーに完成させることができる

実績がありますからねえ。
負の。
インドネシアの鉄道はどうなった。

そして、中国と隣接して、飲み込まれないように苦慮するベトナムが中国の鉄道建設の提案を呑んだらどうなるか、ベトナムにわからない訳がない。
この辺が他の、中国にどっぷりハマって抜けられない国との違い。
こんな脅し記事では動じまい。
[ 2023/01/27 23:36 ] [ 編集 ]
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