韓国経済News

韓国外務省高官は10日、来週の日韓首脳会談に関連し、半導体など先端技術の供給網構築で日韓の協力を推進する考えを示した。　首脳会談のテーマになるとみられる。

高官は「ロシアのウクライナ侵攻以降、価値を共有する韓日間の協力の必要性が大きくなった」と指摘。「供給網、半導体などの先端技術の分野で韓日はそれぞれ競争力を持っており、協力できる潜在力が大きい」と強調した。

日米韓は2月末、先端技術の供給網安定化などを目指す「経済安全保障対話」を初開催。日韓2国間でも協力を強化したい意向だ。尹錫悦大統領の訪日には韓国の大企業幹部も同行する見通しだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d77ed780851b196c47804c2ccc6c1f8b7d50ac21

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一方、米商務省は１０日、インド政府との間で半導体分野での協力を強化する覚書を締結したと発表した。半導体技術を巡る米中のハイテク覇権争いが激化する中、インドとの連携で、脱中国に向けた多様なサプライチェーン（供給網）構築を目指す。米企業幹部らとともにインド・ニューデリーを訪問したレモンド米商務長官は、今回の覚書によって「より弾力性があり、より多様化した半導体の供給網を構築できるようになり、米国とインドに経済的な機会をもたらす」との声明を出した。



両国は１月、重要分野や新興技術分野での連携強化に向けた高官協議を米首都ワシントンで開催していた。日米豪印の協力枠組み「クアッド」も活用し、半導体などの供給網の強靱化を進めるとしている。　また日本政府は6日、韓国への輸出管理の緩和に向けて協議を始めると発表した。2019年7月の厳格化から3年8カ月、韓国では半導体の関連部材の国産化によって一部で代替が進む品目もある。販売が減った日本企業、代替調達を迫られた韓国企業。政治に翻弄された日韓の半導体産業は関係改善に期待を寄せるとしている。

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