韓国経済News

韓国税関当局の２１日発表によると、３月１─２０日の輸出は前年同期比１７．４％減少した。今年は営業日が１日多かったが、中国向けが３６．２％減少して全体を押し下げた。

韓国銀行（中央銀行）がこの日発表した２月の生産者物価指数（ＰＰＩ）は前年同月比４．８％上昇したが、上昇ペースは８カ月連続で減速した。現状の市場の動揺の中で中銀が利上げは行わないとの観測が強まった。こうした指標について、エコノミストらは今後の経済成長低迷とインフレ減速を予想する広範囲な市場の見方を裏付けているとし、中銀による引き締めスタンスへの疑念が高まるとみている。

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ＤＢファイナンシャル・インベストメントのエコノミストは、「インフレは減速が続き、今後の経済成長はまずまずとみられる。海外の銀行危機は、最終的にわが国にも影響してくるだろう」と述べた。２月２３日の政策決定会合で中銀は政策金利を据え置いた。次回会合は４月１１日。
https://news.yahoo.co.jp/articles/273a84b32147d397f3b4e869f0f8310274968c13



関税庁によると、３月１－２０日の輸出額（通関基準暫定値）は３０９億４５００万ドルと、前年同期比１７．４％減少した。操業日数を考慮した一日平均輸出額は２３．１％減と、減少幅はさらに拡大した。この期間の操業日数は１４．５日と、前年同期（１３．５日）に比べて一日多い。同じ期間、輸入額は３７２億６９００万ドルと、同比５．７％減少した。輸入額が輸出額を上回り、貿易収支は６３億２３００万ドルの赤字となった。前月１－２０日（６１億１５００万ドルの赤字）と比べて赤字規模は拡大した。２月の月間赤字規模は５２億６８００万ドルで、今年の累積貿易赤字は２４１億３００万ドルとなった。

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