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機務司令部スキャンダル!

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「機務」の辞書的な定義は、「表に出ないように秘密を守らなければならない重要なこと」だ。朝鮮が1880年に設置した「統理機務衙門」で機務という言葉が初めて使われた。国内外の情勢に対応するための機構だった。1894年の甲午改革の時、政治と軍事事務を掌握した軍国機務処にもこの単語が入っている。軍の捜査情報機関である国軍機務司令部が現在の名前に改編されたのは1991年1月だ。ユン・ソクヤン国軍保安司令部二等兵(当時)が民間人不法査察を暴露したことで、機務司令部に改名された。

◆全斗煥(チョン・ドゥファン)氏は、1979年に朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の死去で権力の空白ができた時に保安指令部の組織を活用して軍権を掌握した。1980年、全斗煥保安司令官は、国家保衛非常対策委員会常任委員長を兼ねる実質的な最高統治権者だった。ハナ会のボスだった尹必鏞(ユン・ピルヨン)元首都警備司令官は、保安司令部の前身である防諜部隊長を務めた。李厚洛(イ・フラク)中央情報部長に「閣下の後継者」という趣旨で言ったことがあだとなり、クーデター謀議の疑惑で辞任した。

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◆軍に対する文民統制が強化され、機務司令部の政治介入はもはや「歴史」になったようだ。保安対策の樹立と情報収集の範囲を軍関連の活動に限定し、対スパイ・対テロ、軍需産業セキュリティなど、国家安保業務が第1目標になって久しい。機務司令官は国防部長官の直属だが、大統領に直接報告できる権限がある。しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領以降、機務司令官の要請で大統領に直接面談したことはほとんどなかったという。

◆1日、国防部国政監査では、張璟旭(チャン・ギョンウク)前機務司令官職務代理が6ヵ月で交代した背景をめぐって論議が起こった。金寬鎮(キム・クァンジン)国防部長官の横暴な人事について大統領府に報告したためだといううわさが流れているが、正確な背景は分からない。後任者のイ・ジェス中将は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弟の朴志晩(パク・ジマン)氏の陸軍士官学校同期であり高校の同窓だ。うわさ好きは「万事弟通」と言う。隠せば隠すほど疑惑は膨らむため、軍事機密でないなら政府が明快に経緯を説明することが望ましい。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013110217468



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[ 2013年11月02日 08:31 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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