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ポップコーンで食いつなぐ映画館!!

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「ポップコーンが売れなければ映画館はつぶれるしかない」

映画館業界の関係者が冗談半分に言っている言葉だ。それだけポップコーンによる収益は映画館収益の大部分を占めているということだ。

業界関係者によると、ポップコーンやコーラなど売店の売上高は、多ければ全体の50%を占めるほど、映画館にとって重要な収益源となっている。3%を映画発展基金として差し引いた残りを、配給会社と映画館が韓国映画なら5対5、外国映画なら6対4で分け合う入場券収入とは違い、ポップコーンの売り上げは全額が映画館の収益になる。しかも、ポップコーンの原価は販売価格の10%にもならない。このため、映画界では「本(入場券収益)末(ポップコーンやコーラによる収益)転倒」とまで言われているのが実情だ。

「特に映画人口が減少しているここ数年は、映画館はポップコーンやコーラで食いつないできた」と嘆く声もある。韓国最大のシネマコンプレックス「CJ CGV」が今年3月に発表した2010年事業報告書によると、韓国の映画館入場者総数は06年(1億6674万人)から10年(1億4869万人)までに約10%減少した一方で、CJ CGVの売店売上高は511億ウォン(約33億1600万円)から784億ウォン(約50億8800万円)へと53%以上増えたという。映画振興委員会が09年に発表した「1999-2008年韓国映画客傾向分析」でも、映画館売店利用客の一人当たりの平均支出額は、04年の5500ウォン(約360円)から08年は8067ウォン(約520円)へと46.7%も増えた。

こうした状況から、売店収益を増やすための闘いが映画館の内外で繰り広げられている。シネマコンプレックス「メガボックス」は昨年、ポップコーンのバターガーリック味とチーズ味、そしてこれらをミックスした新商品を発売し、「ポップコーン戦争」に火を付けた。これに対抗する形でCJ CGVは、フランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」出身の元ホテル・レストラン・シェフ、イ・ホンチョル課長を前面に押し出し、映画館用トッポッキ(もちの唐辛子みそいため)など新メニューの開発に乗り出した。ある地方の映画館関係者は「経営状況がよくない映画館の中には、建物のオーナーが売店事業に目を付け、公然と『収益を分けろ』と要求するところもある」と話す。

これに対し、匿名希望の映画監督は「のどから手が出るほど短期収益を求めている大企業は、映画館を自社系列として独占して映画に投資するよりも、売店だけに投資する。いつから映画館は飲食業になったのだろうか」と話している。

(朝鮮日報)


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[ 2011年10月30日 12:25 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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