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日本企業が「最高の製品」を作り続けられる7つの理由―中国メディア

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2014年2月25日、新華網は日本企業が長年にわたり品質の良い製品を作り出してきた理由について分析する記事を掲載した。以下はその概要。

「日本製」は品質が良いことの代名詞だ。精巧、適正な価格、美しい見た目、最高の品質などは、日本製品の特徴である。では、なぜ日本企業は長きにわたり、良い製品を作り続けてこられたのか。

1.厳格な仕事ぶり

日本企業は非常に厳しい決まりの上に成り立っており、会長から作業員までその決まりを厳格に守る。また、計画性が強く、すべてのプロジェクトにおいてPDCAサイクルがしっかりしている。細かい点でも中国との差は大きい。ごみは必ず分類され、ファイルを並べる順番も決められている。このように固執する日本人の精神を、多くの人が“愚か”という言葉で形容するが、細かいことにこだわることで高品質の日本製品が生み出されているのである。

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2.責任感が強い

日本人の責任感の強さは世界でも有名である。仕事こそが人生の本質だと考え、忠誠と献身を重んじる。日系企業では遅くまで残業する日本人の姿をよく目にするが、翌日にはいつも通り元気いっぱいに出社する。中国人は仕事を仕事としか見ておらず、生活の一部としか考えていない。日本人は仕事を「神聖なる使命」と考えており、本当に自分のこととして考える。これこそが、日本企業と中国企業の真の違いだろう。

3.完ぺきな福利保障システム

日本人が忠誠と献身を重んじるのは、日本企業に完全な福利保障システムがあるからである。たとえば、社員が入社すると歓迎会、退社すると送別会が開かれる。社員に結婚、出産、重大事故などがあれば、会社は祝い金や見舞金を支給する。そのほか、ボーナスや各種の保険、住宅手当、食事手当、交通費、社員割引、保養所など、さまざまな恩恵が受けられる。これにより、社員は会社を家のように感じ、帰属意識が強まるのだ。

4.徹底的なコストカット

日本企業がコストカットに長けているのは、日本が資源に乏しい国だからだ。日本人には小さいときから節約意識が育まれており、日本企業は浪費を天敵としている。価値を生みださない行為はすべて浪費だと考えており、面子や体裁は気にかけない。たとえば、日本人が出張するときはレンタカーを利用する。中国のように豪華な車が何台も連なる様子とは違う。日本人は車を買えないのではなく、維持費を考えると借りた方がコストの節約になると考えているのだ。

5.継続的な改善

日本企業の寿命が長いことは継続的に物事を改善していく精神と深いかかわりがある。いつも生産の質を高めることやコストを抑えることを考えている。一般的にチームを作り、企業の問題点について継続的な改善を図っていく。

6.人材育成システム

日本は高度に教育を重視する国であるが、企業内部での教育も重視される。企業には配属部署に応じた研修プログラムがある。プログラムには、企業精神、道徳教育、管理知識、専門知識、技能などがある。また、日本企業は管理者を異動させることによって総合的な能力の向上、潜在能力の開発を図り、その過程で人材の発掘も行う。日本企業の管理者の多くは、基礎から一つ一つ学んだ人が多い。このことは、日本企業の人材育成システムの重要性と有効性を証明している。

7.学びの精神

日本は学ぶのが好きな国である。常に国外の素晴らしい技術を取り入れ、新しいものを作り出してきた。現在、企業管理の方法やモデルが氾濫しており、多くの経営者がどれを選択すればよいのか頭を悩ませている。企業の特色と合致し、実際に成果が挙げられるものが最も良い管理モデルである。われわれは冷静に国外の管理理論を学び吸収し、オリジナルの企業管理モデルを作り出すべきである。

(翻訳・編集/北田)
http://topics.jp.msn.com/economy/china/article.aspx?articleid=3460327



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[ 2014年02月26日 21:48 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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