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家族崩壊が生んだ日本の高齢者蒸発!!

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高齢者の行方不明問題が日本社会を揺るがしている。あり得ない事態に政界やメディアはもちろん、一般市民も驚きを隠せない様子だ。

住民登録上は生存していることになっているが、家族が行方を知らない100歳以上の高齢者は、先月28日に初のケースが見つかって以降、毎日増え続けている。5日までに判明しただけで60人を超えた。それも自治体による調査結果ではなく、新聞各社が散発的に集計したもので、数字には食い違いがある。

大阪府東大阪市のケースは、今回の問題の深刻さを物語る。同市によると、100歳以上になる132人の所在を調べた結果、18人の行方が分からなかった。うち3人は最近、高齢者療養施設を利用した記録があるため、所在確認が可能とみられるが、残る15人の行方は全く分からない。つまり、100歳以上の高齢者の10%以上が行方不明ということになる。こうした状況が全国にも存在するならば、行方不明の高齢者がどれだけ増えるか予想もつかない。

今回の事態は、日本社会のシステムそのものに対する疑問を増幅させている。「長寿天国」のブランドは既に崩壊した。政府統計によると、2009年9月現在で100歳以上の高齢者は4万399人となり、2000年以降の9年間で3.5倍に増えた。しかし、今回の事態で統計の信頼性は崩れた。5日付朝日新聞は「世界1位の長寿国の根幹を揺るがす事態だ」と報じた。

「福祉大国」の闇の部分も浮き彫りとなった。これまでに判明した行方不明の高齢者のうち、家族が老齢年金を継続受給するため、死亡届を出していないケースが6件あった。残りも確認はされていないが、年金不正受給の可能性が高いとみられる。

高齢者が家族から捨てられるケースも少なくないとされる。数十年前に行方不明になりながら、捜索さえしない息子、50年間連絡していない娘。こうしたケースが数多く確認された。テレビでは「日本はいつからこんな国になったのか」という市民の反応が相次いだ。



統計システムの問題も指摘されている。本籍地の戸籍には死亡したと記載されているにもかかわらず、住所地の住民登録では生存していることになっており、年金が支給されていたケースがあった。担当公務員も理由が分からない。数十年前に行方不明になった事実を当局が把握していながら、住民登録をそのまま放置していた例も複数あった。こうした行方不明者が100歳、110歳の長寿者として残っていたことになる。

プライベートの過剰保護を問題視する向きもある。今回確認された事例の共通点の一つとして、担当公務員が生存を確認するために出向いたところ、「(高齢者が)会いたくないと言っている」という一言で確認を断念していたことがある。公務員が個人情報保護法に触れることを恐れた結果だ。

こうした事態にもかかわらず、政府は全体的な実態調査を行う姿勢を見せていない。高齢者があまりに多いからだ。このため、85歳以上の年金受給者のうち840人を任意抽出し、不正受給状況を調査するとともに、110歳以上に限り、対面調査を実施することにした。今回の事態は日本の国家ブランドに汚点を残した。


■高齢者蒸発の事態

東京・杉並署は5日、都内の全警察署に行方不明者の捜索を依頼する文書を送った。行方不明者は古谷ふささん。今年で113歳になる東京都の最高齢者だ。

書類には「身長153センチ、白髪に黒っぽい肌、老眼で拡大鏡を使っている。男性用時計着用」と書かれている。人相や着衣は長女(79)が24年前の1986年に銀座のそば屋で会った際の記憶に基づくものだ。長女は古谷さんを最後に目撃した人物だ。


警察当局はこうした情報を基に、古谷さんを捜索すると発表した。全国的に高齢者の行方不明事例が伝えられてから、約1週間後のことだった。

メディアに伝えられた行方不明事例はこれにとどまらない。5日付朝日新聞によると、長野市では、今年110歳になる男性が所在不明になっている。同居人として記載されていた息子は「つてがあり、30年以上前に伊豆に行った」などと語った。千葉県に住民登録がある103歳の女性は1960年代末から家出したままだ。70代の長男は「2005年に会って以降、消息を知らない」と答えた。

北海道岩見沢市の100歳の女性は、1978年に家族と共に転入したことになっているが、家族とは60年以上別居状態だった。この女性の孫(51)は「祖母は父が幼い時に家を出て、青森に住んでいると聞いた」と話した。家族は13年前に消息を調べたが、連絡がつかなかった。

高齢者の行方不明は、日本社会の家族崩壊がどこまで進んでいるかを鮮明に物語っている。家族関係が疎遠になり、高齢者が放置され、行方不明につながった形だ。読売新聞が先月実施した世論調査によると、回答者の81%が「家族のきずなやまとまりが弱まっている」と答えた。

菅直人首相は5日、「社会全体が人間の関係性をずたずたにする要素が強かったのではないか。人間と人間のつながりそのものが希薄になっている」と述べた。

(朝鮮日報)

[ 2010年08月06日 22:28 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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