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「私の第3の矢は悪魔を倒す」 安倍首相が英紙に寄稿

安倍晋三首相は30日付の英紙フィナンシャル・タイムズに、「私の『第3の矢』は日本経済の悪魔を倒す」と題した論文を寄稿し、経済再建なしに財政の健全化はあり得ないと述べて、日本経済の構造改革を断行する考えを表明した。

首相はまず、改革の例として今年、法人税率を2・4%引き下げたほか、数年で20%台に減らすことを明らかにし、「それは成長を助け、外資を呼び込むことになる」と強調。規制の撤廃のほか、エネルギーや農業、医療分野を外資に開放することを言明した。 さらに、今年4月の消費税増税でも、「影響は限定的だ」として、少子高齢化社会で経済成長を続けられるか否かについては「すべての国民の協力」と、「女性の社会進出」が重要だとして、「働く母親のために家事を担う外国人労働者の雇用を可能にする」と約束した。

欧米諸国では、安倍首相が打ち出した「アベノミクス第3の矢」の成長戦略に対し、懐疑的な見方も出てきており、議論を呼ぶことになりそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140630/plc14063008560008-n1.htm

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2014-02-26-abe.jpg

【管理人コメント】

成長戦略についてのコメントはこちら参照
http://monma5376.blog120.fc2.com/blog-entry-22868.html

重複になりますが、安倍総理に解決できる問題ではない。

基本は企業であること、そして企業が実施しなければ乗り越えられない壁である事。

経済は企業が作り出す以上は、

自己啓発が重要不可欠である。

今日は官能検査を少しお話ししよう。

化粧品のクリームはすべすべとか、感じる言葉がある。

オノマトペの説明

日本語を母語としている者にとって理屈なしにわかると思われるものほど、 そうでない者にとっては理解や認識が難しいということがある。その一例としてオノマトペが挙げられよう。

ここで言うオノマトペは、・擬声語の研究・(明治書院 平成元年2月20日発行)における大坪併治氏の「音声の持つ特殊な情感を利用して、端的に事物の状態を描写する言葉である。」という定義に基づくものとする。

オノマトペは、聴覚によって知覚される事物の状態を表す場合に「擬音語」 他の事物の状態を表す場合に「擬態語」と呼んで区別することもあるが、擬音語と擬態語とを厳密に区別することは困難である。 従って、これらを合わせて「オノマトペ」といい、特に区別する必要がある場合に限り、 「擬音語」「擬態語」と呼ぶことにする。

例えば、「す」で始まる語、「すっ(と)」「すうっ(と)」「すっく(と)」「すらり(と)」 「すぽん(と)」「すっかり」「すっぽり」「すいすい」「すべすべ」などから感じられる軽やかで滑らかでさわやかな様子など、「す」以外のさ行音の語と共通する点しない点、 濁音ざ行との比較など音の持つ感じを味わわせる工夫が必要だろう。

オノマトペは、音と語形の変化によって様々な表現効果を持つ。
語基を繰り返すことにより継続・複数のイメ-ジが生じ、強調もされる。
清濁音を使い分けることにより軽重や滑らかさと抵抗感、快・不快のイメ-ジが生じる。
促音により瞬間的なイメ-ジが生じ、強調もされる。
撥音や長音によりおだやかさのイメ-ジや余韻が生じる。

管理人HP http://www.mon-news.sakura.ne.jp/hp/isoHP/kannouframe.htm より

官能検査のポイント

官能検査とはご存知のとおり耳、眼、鼻、舌、皮膚などの五感によって行う検査のことです。
この官能検査は人間の五感に頼っているため、常に次のような問題点を抱えています。

1:個人差によるバラツキ
人によって好きな食べ物が違うように、感覚や識別能力には個人のバラツキが必ずあるのです。

2:感情による影響
人間は感情の動物です。その日の気分、生活環境、健康状態、
疲労などによって五感の感覚が左右されることがあり、
そのため検査の判断基準がその都度、変化してしまいます。

3:表現のバラツキ
「大変良い」と区別しても、どの点から「大変」の表現を使うかの境界は個人差があります。
また人によっては針小棒大な表現をする人もいれば、その逆の人もいます。
官能検査は計量的、具体的に表現をすることが難しいだけに、表現には個人差が大きく現れます。

4:習熟度による変化
検査員は一般的に作業に習熟してくると、無意識に厳しい判定を下しがちになります。
またクレームがあると極端に厳しくなるなど、外的の変化により心理状態が左右されることもあります。

このように官能検査は人間の心理状態に左右されるので、残念ながらこれらの問題を
100%解決することは不可能なのです。
しかし官能検査を出来る限り完璧に近づけるためにはいくつかの手法があります。
特に官能検査員の選定がもっとも大事であり、次の規準に従って選別すべきです。

1:視覚障害、聴覚障害などがないこと
2:識別能力と検出能力が優れていること
3:安定性と表現性が優れていること
4:表現が素直、客観的、正確であること

官能検査の精度を高めるには官能検査の基準を誰が見ても
簡単に理解できるように客観的に示すことも大事です。

1:限度見本、標準見本を示す
できるだけ実物見本、現物見本で示すようにします。

2:文章で規定する
1個のキズが何ミリ以内で何個以内と文章で具体的に規定します。

3:消滅距離で表現する
外観検査で何センチの距離で見えないことなど距離で規格を決めます。
この場合、検査員の視力を統一しておくことは言うまでもありません。

官能検査を100%に近づけるには上記の他にも定期的な訓練や品質意識の向上のため、
システム的な社員教育を行うことが大事なポイントになります。

管理人HP http://www.mon-news.sakura.ne.jp/hp/isoHP/kannouframe.htm より

実は品質工学の田口玄一氏が関係し、抗議をチェックしていたのを思い出しました。

・欲しい製品が必ずしも提供されていない
・欲しいと思っても買ってみたら予想に反して使えなかった
・機能的に優れていても、使い方が分からなかったり
・不便な製品がまかり通っている
・お蔵いりになっている製品を調べてみたか?

要するに
製品はどんどん多機能、新機能で高性能、且つ見新しいデザインになっているが、利用性、利便性に問題のある製品が多く存在している。 はっきり言って、これは不完全商品である。 これは一般の商品にも起りうる。

と言っているのが、岡大学教授 黒須先生であった。

下記に当時話した内容を紹介しましょう。

現状

1 今まではヒット商品ばかりに注目してきた

勿論ヒット商品も前向き志向も大切
しかし 失敗商品の為に費やした費用の巨大さ、失敗商品の要因分析が不充分
たとえば 失敗するとデザインが悪かったせいにする
失敗の定義が無い(定量的、定性的な基準)
系統的な失敗分析をすべき部署を設置するのもgood

2 エンジニアが偉すぎた

モノを作れる事は確かに偉大である
しかしモノを作れる事と顧客の心を読める事とは別である
開発体制に多様な人材を配置し、適材適所を実践すべき

3 開発終盤で時間が不足

予期しなかった為に終盤にしわ寄せが来る事は多い
しかしそれすらを見込んだスケジュ-ルの設定が必要
上記を理由に製品の確認や評価を怠ってはならない

4 商品意識が強すぎた

モノは売れなければ意味が無い
しかしモノのライフサイクル全体を考えるべき
特に売れた後、使われる時期の事をもっと考慮すべき

5 問題のある製品達

欲しい製品が必ずしも提供されていない
欲しいと思っても買ってみたら予想に反して使えなかった
機能的に優れていても、使い方が分からなかったり
不便な製品がまかり通っている
お蔵いりになっている製品を調べてみたか?

要するに
製品はどんどん多機能、新機能で高性能、且つ見新しいデザインになっているが
利用性、利便性に問題のある製品が多く存在している
はっきり言って、これは不完全商品である
これは一般の商品にも起りうる

私の品質保証のHPからの抜粋であるが、資生堂の化粧品開発における、自己啓発法として、オノマトペを元にした官能検査を紹介し、それを品質工学に当てはめる発表会で、発表は資生堂の社員である若い女性社員が主に発表し、田口博士がマイクで問題点を指摘するというスタイル。

私の前に頭のはげた背の低い変な親父が聴きに来てるなぁ…そう思っていたその人が田口博士でした…苦笑

要は成長戦略にしても、売れる商品なのか? 顧客満足度なのか? 商品を触った感じなのか?

人間が扱う商品は官能に関する検査が非常に多いのである。

それをデジタル化に変換するのにオノマトペと品質工学による直行表で評価するのである。

変換は実に簡単である。

すべすべ感であれば、

⑤凄いすべすべ感がある

①すべすべ感がない

上記だけで5段階に分かれる。人によって感じ方が違うので、アンケートをとれば確率論的には正確性は上昇する。

化粧品は一つとっても効果だけではない。

手に取った感触や色そして臭い等を分析し、入れ物も官能であるから、軽い或いは綺麗、感触そして形状に使いやすさに安全などを加味して商品に追加されるのである。

こういう項目はすべて自己啓発からなるもので、私は根源は提案制度にあると考えている。

昔は一つの商品でも上記を検討し、設計し評価し製造したわけである。

最近は抜けているのではないか?

それを解決すると成長戦略へ移行できる。

だから企業が主で考えるべき事なのである。




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[ 2014年06月30日 15:19 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(1)
モノを作れることと 顧客の心をつかむことは別物…そのようですね。
中には両方できる人もいますが。
モノを作る人が実際に使う人の気持ちや使い心地を創造する事をやめたら、もう作る資格はないし、現に売れません。
[ 2014/07/01 18:44 ] [ 編集 ]
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