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輸入ビール好調、一部量販店で焼酎抜く!!

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輸入ビールの人気がうなぎ上りだ。一部の大型量販店では、輸入ビールの売り上げが焼酒(韓国式焼酎)の売り上げを追い抜いた。アルコール度数の低い酒の人気が高まりを見せているのに加え、ブランド別にもこれといった特徴が見られない韓国産ビールの味に嫌気が差した消費者が増えているためとの見方が強い。一方で、最近の輸入ビールの人気は、流通業者による大規模な割引イベントの追い風を受けた一時的な現象にすぎないと指摘する声もある。


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■Eマート「輸入ビールの売り上げが焼酎を抜いた」

Eマートが6月の酒類の販売動向を分析した結果、全酒類の売り上げに占める輸入ビールの割合は13.6%で、瓶入り焼酒(11.6%)を上回った。輸入ビールが焼酒の売り上げを追い抜いたのは今回が初めてだ。先月、Eマートの全酒類の売り上げは、昨年同期に比べて4.2%増となった。このうち輸入ビールの売り上げは27.7%増だった。

こうした傾向はコンビニ業界でも見受けられる。GSリテールは、コンビニチェーン「GS25」の6月の輸入缶ビールの売り上げが、昨年同期に比べて62%増となったことを明らかにした。また、7月2日に終了したサッカーのユーロ2012(欧州選手権)も大きな追い風となった。ビールを飲みながらサッカーの試合を観戦する人が増えたことで、セブンイレブンでは、午後10時から翌日の午前2時にかけてのビールの売り上げが前年同期比で106.8%増となった。

最近、流通業者が夏の需要期を迎え、輸入ビールの割引イベントを各地で開催していることもあって、消費者が肌で感じる「価格への抵抗感」は大幅に低減している。Eマートは先月末から2週間にわたって輸入ビールを最大で30%割引するイベントを行った。Eマートで仕入れを担当しているキム・ジンゴンさんは「今では輸入ビールと国産ビールの価格差がほぼなくなり、さまざまな製品を選べる楽しさも手伝って、20-30代の消費者を中心に市場が拡大している」と話す。


■「全市場で輸入ビールの消費量はわずか3%台」

国内市場では、アサヒ、ハイネケン、ミラーの3ブランドが50%以上を占めている。消費者の好みが多様化したことで、市場はさらに拡大する様相を呈している。黒ビールの代名詞であるギネスは、2007年に3.9%だった市場シェアが昨年には7.3%にまで伸びた。OBビールが10年12月から輸入・販売しているサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」は、昨年0.6%だったシェアが今年1-3月期には2%に成長した。大型量販店には最近、ネパールやスペイン、ロシア、ブラジルから輸入したビールも登場している。

昨年の国内の全ビールの消費量は18億1992万リットルだった。このうち、輸入ビールの占める割合は3.2%で、5807万リットルが消費された。全市場に占める割合はまだ小さいが、2007年の1.9%から毎年着実にシェアを伸ばしており、今年1-3月期には3.4%にまで上昇した。

しかし、今後の輸入ビール市場の先行きについては、流通業界と酒類業界でそれぞれ見方が異なる。

ある大型量販店の関係者は「昨年締結したEU(欧州連合)とのFTA(自由貿易協定)により、欧州産ビールに対する関税が向こう7年にわたって撤廃されれば、輸入ビールの販売量はさらに増えるだろう」と予想する。

しかし、国内の大手酒類業者の関係者は「国内の酒類市場が全体的に停滞状態にあるため、輸入ビールの成長にも限界がある」とした上で「制限された市場内で、ブランド別のシェア獲得競争がさらに激しくなるだろう」話し、輸入ビール市場の今後の成長はあくまでも制限的との見方を示した。

(朝鮮日報)



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[ 2012年09月02日 11:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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