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「KF-X」開発事業に赤信号?・・・政府が全面捜査に乗り出す構え

複数の韓国メディアは25日、約18兆ウォン(約1兆8000億円)の予算が投入される「韓国型戦闘機(KF-X)」開発事業において、韓国の大統領府(青瓦台)が検証し、全面捜査に乗り出す可能性がでてきたと報じた。

記事によれば、2014年9月、韓国の防衛事業庁が、この「KF-X」開発事業に必要な4つのコア技術の移転を米国から受けると公言したのだが、2015年4月、米国側からのコア技術の移転に対する許可は下りず、2015年3月、「KF-X」開発事業の優先交渉権者に韓国航空宇宙産業(KAI)が選ばれ、この事業を進めていたのだが大きな岐路に立たされているほか、「KF-X」開発事業自体に赤信号が点ったと報じた。

続けて記事は、この「KF-X」開発事業における妥当性について、2003年には韓国国防研究院(KIDA)が、2007年には韓国開発研究院(KDI)が、事業の妥当性はないとし、予算や量産単価などの推計と共に、開発コストと技術波及による経済効果が微弱であると分析し意見していたと報じた。

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しかし、2009年、韓国の防衛事業庁は上記分析意見とは正反対の結果を出し、「KF-X」開発事業を推し進めたと伝えたほか、当時、建国大学との共同調査では「KF-X」の開発費は5兆600億ウォン(約5600億円)、量産単価502億ウォン(約50億円)と推計したうえ、韓国国内で「KF-X」を開発し、「F-18」戦闘機級以上の戦闘機を直購入する時より2兆ウォン(約2000億円)以上のコスト削減ができるうえ、30年(平均200時間を目安)使用する場合の維持費についても9兆ウォン(約9000億円)の利益が出るだろうと予測したとのことであった。

一方、記事は、韓国の防衛事業庁が米国からコア技術の移転許可が下りなかった事を数ヶ月間隠してきたうえ、米国からのコア技術の移転が難しいということを事前に知っていたにもかかわらず開発事業を推進した可能性もあると見て、韓国の大統領府の調査が行われるものと見られる。また、「米国が自国の技術保護を理由に第3国に移転を制限することを予測していたとしても、韓国の防衛事業庁の対処が不十分であったことは間違いないだろう」と報じた。

この報道に対し、韓国のネットユーザー達は「敵より怖い防衛事業庁」「防衛事業庁をなくせ」「韓国にお金がないのではない・・・泥棒が溢れているのだ」「またやらかしたよね。調査を確実にしろ」「北朝鮮より数百倍国防費を払っているのに結果は北朝鮮よりいいことがない。このお金はどこへいったのか?」などのコメントが寄せられた。
サーチナ (編集担当:木村友乃)
http://news.searchina.net/id/1590033?page=1

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【管理人 補足記事&コメント】
ヨーロッパでも、F-35Aのコア技術移転円難色
韓国型戦闘機(KF-X)事業が失敗に終わっているではないかという懸念が増幅されている。国内の技術レベルと第3国の技術協力などを考慮していないドンブリ勘定式の事業進行には、2025年までに18兆ウォンをかけてミドル級 戦闘機120機を量産するという、檀君以来最大の国策事業は開始前にも座礁の危機に瀕してている。

昨年9月の次期戦闘機(FX)事業の進行状況に防衛事業庁F-35A(写真)を制作したロッキード・マーチンから KF-X開発事業に必要な4つのコア技術の移転を受けると公言したが、今年4月に、米国政府の輸出許可(E / L)の 承認を拒否されたことを契機に、KF-X事業に赤信号が点灯しているからである。特に防衛事業庁は代替的に、アクティブ位相配列(AESA)レーダーと赤外線ナビゲーションと追跡装置(IRST)などのコア技術を、第3国との 海外技術協力を通じて開発すると明らかにしたが、提携先として最も有力なヨーロッパの戦闘機の開発メーカーも 米国の「ミッション(任務遂行)コンピュータ」など、核心装備との互換性の問題と源泉技術の開示等の理由で技術を 提供することに難色を示したことが分かった。

防衛事業庁と防衛産業界によると、KF-Xの電子機器の中核的なミッションコンピュータはロッキード・マーチン製品が搭載される可能性が高い。ミッションコンピュータは、AESAレーダーからの情報を受け取り、空対地ミサイルなどの 武装システムに任務遂行を指示する電子機器の中心である。欧州航空業界の関係者はこの日、文化日報の質問に対し、「ロッキード・マーチンのミッションコンピュータに、ヨーロッパ製AESAやIRSTなど、航空電子機器をシステム統合するには 源泉技術を米国に公開するしかないのだが、会社の機密を競合する他の航空会社に露出させ、戦闘機のコア技術を 韓国に提供する理由があるだろうか」と反論した。
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=2015092301070830114001 

韓国ではまた責任のなすり合いとなるのだろう。今の韓国には戦闘機の革新的技術の移転は信用性に欠ける。
中国に寄り添った韓国である。世界の企業はその韓国を都合よくは見ないだろう。




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[ 2015年09月28日 13:36 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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