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“橋下維新”はなぜ世論の支持率を急落させたのか!!

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日本維新の会が支持率の急落に見舞われている。代表の橋下徹大阪市長は「虚像から実像に近づいてきた」と意に介さない態度を見せるが、選挙のプロである選挙プランナーたちは維新の衆院選に向けた政党化、候補者選定のプロセスで「準備不足」「演出不足」があり、有権者の失望を招いたと分析する。橋下氏は維新に批判的な報道を「遅れている」と批判し、自身の短文投稿サイト「ツイッター」で「必ず春風を吹かす」と自信を見せるが、その道のりは平坦(へいたん)ではないようだ。


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■「まだまだ下がるが、まだまだいける」

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した今月の合同世論調査の結果は、維新の失速を如実に表していた。次の衆院選比例代表の投票先として9月では23・8%の人に選ばれてトップに躍り出ていたが、今回は14・2%にまで減り、自民、民主に次ぐ3位に転落した。

同じ時期に行われた報道各社の世論調査でも維新の支持率が低下し、維新関係者の間ではショックが広がった。だが橋下氏は10月9日朝、市役所での記者団の囲み取材で、表情を変えずに淡々と受け止めた。

「だんだん虚像じゃなくなってきて実像に近づいてきた。まだまだ下がる。それでも自民、民主と同じ土俵にのっており、まだまだいけると思う」

橋下氏はこれまでにも世論調査とは距離を置き、数字に一喜一憂する姿をみせなかった。支持率が高いときにも「維新への応援というよりも、既成政党への批判。既成政党に対する信頼が高まれば、維新への支持は低くなる」と分析。

既成政党への有権者の評価が、コインの表裏のようになって維新の支持や不支持につながっていくという認識を示してきた。

だが、選挙プランナーの松田馨氏は今回の支持率低下については「維新が戦略的に失敗した」とみる。松田氏が潮目が変ったポイントとして挙げるのは、維新が9月9日に国会議員の合流の可否を判断するために開いた第1回目の討論会だ。


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■「議論グダグダ」“玉砕”した討論会

報道陣約400人が遠巻きに見守り、インターネットでも動画が配信された討論会。出席した松野頼久元官房副長官ら議員7人の合流が実現すれば維新が政党要件を満たすことになり、冒頭は緊張感に包まれていた。橋下氏も堺屋太一元経企庁長官ら“審査員”役に「(議員と維新の)価値観があうかどうかの(判断の)場にしたい。ぜひ玉砕させてください」と厳しい質問を求めた。

教育をテーマにした序盤の議論は順調で、教育バウチャー(クーポン)制度の導入など維新が掲げる政策について松野氏らが積極的に発言し、政策の一致を印象づけた。しかし、その後はテーマが多岐にわたったこともあり、散漫な議論になった。

さらに議員よりも中田宏前横浜市長、山田宏前東京都杉並区長ら首長経験者や堺屋氏ら“審査役”の発言が目立つようになり、会場の熱気は急速に冷えた。橋下氏が意図しない形での“玉砕”が起きた格好だ。

選挙プランナーの松田氏は「マスコミや世間の討論会への期待値が高かったのに、第1回目は議論がグダグダに見えてしまった。まるで堺屋さんらの講義を議員たちが聞いているみたいだった」と手厳しい。

そして「選挙で勝てない人が橋下氏人気に群がる印象を有権者に与え、不信感が広がった。1人ぐらい落とす“演出”があれば高い支持を得られただろう。維新は準備不足で、シナリオがなかった」と続けた。

同じく選挙プランナーの三浦博史氏も「討論会というよりも内定者懇談会で、司会進行の手際も悪かった。有権者に既成政党と戦うという迫力を感じさせることができず、失望感が広がった」。

また三浦氏、松田氏とも、橋下氏が島根県・竹島について「韓国と共同管理を」と発言したことが、維新離れに拍車をかけたという見方を示した。


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■「地球4周半の遅れ」メディア批判全開

橋下氏と国会議員団の「不協和音」、大阪市長でもある橋下氏への「権限集中」…。維新をめぐり批判的な報道が目立つようになり、橋下氏もメディアへの反発を強めている。

「メディアは新しい維新のスタイルに全く追いついていない。おそらく地球4周半ぐらい遅れていると思うんですが、われわれは走っていきましょう」

10月6日に大阪市内で開かれた維新の全体会議では、公開された冒頭の挨拶のかなりの部分をメディア批判にあて、敵意をあらわにしていた。

だが松田氏は「橋下氏のメディア批判はマイナス、逆効果」と指摘する。橋下氏は対立軸を設定して切り込む手法をとるが、松田氏によると、人気が下降しているときには言葉の説得力が落ちているため、過激な発言は有権者の支持を得ず、反感を呼ぶリスクのほうが高いという。

「ふわっとした民意」をつかみ、常に高い支持率を得ていた橋下氏が直面した本格的な逆風。「有権者の期待に応えられるように候補者選定で頑張っていきたい」と意気込むが、選挙プランナーたちの見方は厳しい。

松田氏は「維新に近づき、候補者として名前が挙がっている人たちは有権者から見たら旬が過ぎている。国会議員でもある程度の名の通る人がくればいいが、これだけ落ち目なので難しい」とばっさり。

三浦氏も「候補者を公募しているが、短期間にまともな候補者を350人も擁立するなんてムリ。有権者もそのことに気づき始めている」と述べ、こう分析を締めくくった。

「橋下氏出馬ぐらいのサプライズがなければ、支持率急伸は難しい」

(ZAKZAK)


日本政治に危機感を与えたのは、大きな意味がある。
新しい風が吹きあれた事の意味は大きい。
橋下氏の維新の会としては、自民党や民主党に今もなお、大きな風を吹かせている。
民主党はともかく、自民党がふらついていると、維新の会の連中は勢いつく。
現在は支持率が低下しているというのは、橋下氏の実現可能な部分が国民に見え始めたと言うことだろう。
従って維新の会の支持率が低下すれば、自民党の支持率が上昇すると言うことでもある。
当然その逆もあり得る。
まともな政治にさせる力としては、まずは大成功と言える。

日本維新の会が本当に日本を変えるとするなら、自民党と組まなければ意味がない。
そういう意味では、安倍総裁との連携は重要だ。
が…自民党としても、頼りになる人材と組めなければ共倒れとなるだけに難しい選択だろう。

さて…今後どのようになるかは、橋下氏の行動しだいと言うことのようだ…。。。

(News速報.com)



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思想家。武道家(合気道7段)。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程中退。2011年3月、神戸女学院大学文学部教授を退職、同年11月に道場兼私塾「凱風館」を開設。1998年にホームページ「内田樹の研究室」を開設。2001年、初の著作『ためらいの倫理学―戦争・性・物語』(冬弓舎/角川文庫)を刊行。2006年に刊行した『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で、第6回小林秀雄賞を受賞

高橋/源一郎
文芸評論家、作家。2005年より明治学院大学国際学部教授。1951年広島県生まれ。横浜国立大学経済学部除籍。1981年、第4回群像新人長編小説賞を受賞した『さようなら、ギャングたち』(講談社/講談社文芸文庫)で作家デビュー。1988年、『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社/河出文庫)で第1回三島由紀夫賞を受賞。2002年、『日本文学盛衰史』(講談社/講談社文庫)で第13回伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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[ 2012年10月14日 15:37 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(0)
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