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【韓国経済】SKハイニックス、3次元NAND型フラッシュメモリー量産…世界で2番目

SKハイニックスが3次元(3D)NAND型フラッシュメモリー半導体の量産に入った。サムスン電子に続き世界で2番目だ。3次元NANDは情報を保存するセルを水平ではなく垂直に積み重ねて容量とスピードを大幅に改善した製品だ。

SKハイニックスは最近、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)のM12生産ラインで36段の3次元NANDの量産を始めたと28日明らかにした。ウエハーを工程に投入して1カ月半ほど後の4月初めに最初の製品が出てくる。競争会社である日本の東芝や米国のマイクロンはまだ3次元NANDを生産することができずにいる。 会社関係者は「今年の年末には48段の3次元NANDの開発を終わらせて生産できる」としながら「72段製品も開発している」と話した。SKハイニックスはDRAM市場では世界2位だが、NAND市場では5位にとどまっている。

SKハイニックスは最近、平面NAND型フラッシュメモリー製品も14ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)微細工程を通じて生産を始めた。14ナノメートル微細工程の導入はサムスン電子には9カ月ほどの遅れをとったがマイクロンよりも先行している。
中央日報
http://japanese.joins.com/article/627/212627.html?servcode=300§code=320

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【管理人 補足記事&コメント】
微細化に見切りをつけて3次元化するフラッシュメモリ
微細化が最初に行き詰まる半導体デバイスは、いままで最も速いペースで世代交代が行われてきたNANDフラッシュメモリであろう。フラッシュメモリ市場において、トップを走るサムスンに肉薄する東芝は現在15nm フラッシュメモリ(ワード線の配線ピッチの1/2(=ハーフピッチ)の長さが15nmの製品)の生産を同社四日市工場で量産している。

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微細化をすることなく大容量化とビットコストの低減を図る方法として新たに登場してきたのが、セルアレイ(セルの配列)を上に積み上げていくメモリの3次元化である。当初、平面メモリセルアレイをそのまま積み上げていく方式が考案されたが、メモリ層を一層追加するたびに最小線幅のパターンを焼き付けるリソグラフィ工程(製造工程の中で最もコストが高い露光の工程)を経ねばならず、コスト低減が出来なかった。

東芝は積層数によらず露光及び加工工数を一定に保てる手法を開発し、すでに2007年にそのコンセプトを公表している。最初の発表以来、7年以上に渡り改良を重ね実用化した。しかし経営不正門だで自滅した。今後はDRAMも3次元化で高性能化するだろう。問題は価格下落の激しい部品だけに、買収を続けている中国企業にもチャンスが出てくるのではないか…。




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[ 2016年02月29日 13:24 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
どんどん やってくれ
NANDフラッシュは昨年前半から大増産で
価格が下がってきているから、メモリメーカは
値下がりに対応しないといけない。

SKハイニックスは 3D-NANDで頑張るという
話ですね。

スマホユーザー、パソコンユーザーから
どんどんやってくれという声が上ります。
[ 2016/02/29 14:16 ] [ 編集 ]
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