石破氏“決起”はあるのか 小池氏との“距離”極めて近く…
新党「希望の党」の代表である小池百合子都知事と、自民党の石破茂元幹事長の“距離”が注目されている。衆院選(10日公示-22日投開票)後に行われる「首相指名」で、小池氏率いる希望の党が「石破氏を担ぐ」という見方を払拭できないのだ。石破氏が、安倍晋三政権に苦言を呈する半面、小池氏を評価する発言を繰り返していることや、小池氏が希望の党の「首相候補」を示さず、「刺客」の擁立で石破派に配慮しているとみられることが、憶測・疑念を呼んでいる。石破氏は決起するのか。
「希望の党が私を担ぐという話があり、びっくりしている。有権者の審判が下る前に選挙後のことを考えるのは有権者に失礼だ!」
石破氏は6日夕、都内の街頭演説で、こう述べた。自民党の派閥領袖である石破氏を、野党・希望の党の「首相候補」に担ぎ上げようというのだから、困惑はもっともだ。 一方、小池氏と手を組み、民進党を「解体」に追い込んだ前原誠司代表は7日朝、読売テレビ「ウェークアップ! ぷらす」に生出演し、与党が過半数割れした場合の「首相候補」について、「私は小池氏が首相候補として戦うのが構図として一番分かりやすい」「もう少し、公示まで時間があるので、2人で相談したい」と語った。
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自民党は党名の通り、「自由」な議論を尊重する。この懐の深さが自民党をして長年、政権与党たらしめてきた。これまで石破氏は、安倍首相が断行した衆院解散を、「多くの国民は、この解散の意義は何だろうかと思っている。国民に信を問おうとするならば、何のための解散か、国民が納得できるように説明する責任がある」などと疑義を呈してきた。
さらに、「国民をなめて選挙をすれば、必ず厳しい審判を受ける。もう一度、正直で、実直で、誠実で、真面目な、そういう自民党に変えていかねばならない」とも付け加え、自省を求めた。一方、石破氏は、小池氏に“エール”を送っていた。希望の党について、「政権交代可能な政党があることは望ましい。できれば希望が自民党に代わり得る保守の選択肢になれば」「国家に対する考え方に差はない」「お互い罵詈(ばり)雑言を言っても仕方ない」などと語っていたのだ。
http://www.zakzak.co.jp/
【管理人 補足記事&コメント】
産経ニュースは、石破氏は「小池さんは自民党の同志でやってきたんだから、思いは共通する部分はあるだろうと思っている」と述べ、衆院選後の連携に含みを持たせた。野党時代に石破氏が政調会長、小池氏が総務会長として自民党執行部にいたことに言及し「一生懸命、野党自民党を変えようと思って頑張ってきた。違ったらおかしい」とも強調したと報じている。
小池氏は「アベノミクスで一番足りないのは成長戦略だ」と訴えた。安倍総理に不足している部分である。内部留保金への課税を検討するとした理由でもある。一方安倍総理の腹の中では最後の手段でもあるのが内部留保金への課税であるから、それを先に出して、企業に無理やり投資を迫るのも、今の時点では一度立ち止まったほうが良い気もする。私は内部留保金への課税で成長戦略を加速すべき伝えてきたが、法人税率の低減を含め、日本企業が戻りつつある中で、韓国・中国からも撤退が加速している。
一度企業の動きと様子を見たほうが良いだろう。日本に企業が戻るという事で地方再生を促せば成長戦略の一つとなり雇用促進にもなる。ネタがあるうちは最終手段は最後まで持っていたほうが良いのも事実。ただ内部留保金への課税は一度安倍総理を含めた政府が案として話を出しているわけで、企業は先を見て投資を実施した側面もある。いまそれを政策の一つにする必要性の判断は難しいとみる。内部留保金は中小企業も蓄えているわけで、課税対象と緩和政策も必要で、付加価値事業を実施するうえでの環境つくりには全体を見て考える必要がある。
一方、石破氏は小池氏同様に衆院選を終了しないと、総裁選への対応は無理であるから、自民党が大きく議席を落とさない限りは、石破氏が小池浸透と連携するというのは現時点では難しいとみるが…。むしろ自民党は小池氏の出すぎた対応で、大きく議席を減らさないで済む可能性が見え隠れし始めたのも事実。ただ安倍総理の問題や国有地売却問題を棚上げしないで、再発防止のためのシステムは構築すべきである。なぜそれを政策に取り入れなかったのか…、個人的には不思議でならないが…。
「希望の党が私を担ぐという話があり、びっくりしている。有権者の審判が下る前に選挙後のことを考えるのは有権者に失礼だ!」
石破氏は6日夕、都内の街頭演説で、こう述べた。自民党の派閥領袖である石破氏を、野党・希望の党の「首相候補」に担ぎ上げようというのだから、困惑はもっともだ。 一方、小池氏と手を組み、民進党を「解体」に追い込んだ前原誠司代表は7日朝、読売テレビ「ウェークアップ! ぷらす」に生出演し、与党が過半数割れした場合の「首相候補」について、「私は小池氏が首相候補として戦うのが構図として一番分かりやすい」「もう少し、公示まで時間があるので、2人で相談したい」と語った。
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自民党は党名の通り、「自由」な議論を尊重する。この懐の深さが自民党をして長年、政権与党たらしめてきた。これまで石破氏は、安倍首相が断行した衆院解散を、「多くの国民は、この解散の意義は何だろうかと思っている。国民に信を問おうとするならば、何のための解散か、国民が納得できるように説明する責任がある」などと疑義を呈してきた。
さらに、「国民をなめて選挙をすれば、必ず厳しい審判を受ける。もう一度、正直で、実直で、誠実で、真面目な、そういう自民党に変えていかねばならない」とも付け加え、自省を求めた。一方、石破氏は、小池氏に“エール”を送っていた。希望の党について、「政権交代可能な政党があることは望ましい。できれば希望が自民党に代わり得る保守の選択肢になれば」「国家に対する考え方に差はない」「お互い罵詈(ばり)雑言を言っても仕方ない」などと語っていたのだ。
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【管理人 補足記事&コメント】
産経ニュースは、石破氏は「小池さんは自民党の同志でやってきたんだから、思いは共通する部分はあるだろうと思っている」と述べ、衆院選後の連携に含みを持たせた。野党時代に石破氏が政調会長、小池氏が総務会長として自民党執行部にいたことに言及し「一生懸命、野党自民党を変えようと思って頑張ってきた。違ったらおかしい」とも強調したと報じている。
小池氏は「アベノミクスで一番足りないのは成長戦略だ」と訴えた。安倍総理に不足している部分である。内部留保金への課税を検討するとした理由でもある。一方安倍総理の腹の中では最後の手段でもあるのが内部留保金への課税であるから、それを先に出して、企業に無理やり投資を迫るのも、今の時点では一度立ち止まったほうが良い気もする。私は内部留保金への課税で成長戦略を加速すべき伝えてきたが、法人税率の低減を含め、日本企業が戻りつつある中で、韓国・中国からも撤退が加速している。
一度企業の動きと様子を見たほうが良いだろう。日本に企業が戻るという事で地方再生を促せば成長戦略の一つとなり雇用促進にもなる。ネタがあるうちは最終手段は最後まで持っていたほうが良いのも事実。ただ内部留保金への課税は一度安倍総理を含めた政府が案として話を出しているわけで、企業は先を見て投資を実施した側面もある。いまそれを政策の一つにする必要性の判断は難しいとみる。内部留保金は中小企業も蓄えているわけで、課税対象と緩和政策も必要で、付加価値事業を実施するうえでの環境つくりには全体を見て考える必要がある。
一方、石破氏は小池氏同様に衆院選を終了しないと、総裁選への対応は無理であるから、自民党が大きく議席を落とさない限りは、石破氏が小池浸透と連携するというのは現時点では難しいとみるが…。むしろ自民党は小池氏の出すぎた対応で、大きく議席を減らさないで済む可能性が見え隠れし始めたのも事実。ただ安倍総理の問題や国有地売却問題を棚上げしないで、再発防止のためのシステムは構築すべきである。なぜそれを政策に取り入れなかったのか…、個人的には不思議でならないが…。
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悪く言えば風見鶏。
このままいくと、ポスト安倍の目はないが、
下手に動くと石破派は切り崩しにあう。
千葉の門山とか、千葉の齋藤とか、あと徳島の後藤田など。
希望の政権ができても短命だろう。先を読めば合流はない。