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現代車、米国・中国市場で総力戦へ…G70・コナなど投入

中国・米国市場での販売不振に苦しむ現代自動車が新車を投入して反転を狙う。チェ・ビョンチョル現代車財経本部長(副社長)は26日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)の本社でカンファレンスコールを開催し、2大市場での戦略について話した。 今年の実績不振の主な原因に「米国・中国自動車市場の成長が弱まった点と非友好的な経営環境」を挙げたチェ副社長は、米国市場での販売回復のために「年内に小型SUVのコナを投入する」と明らかにした。米国市場でSUVラインナップが不足しているという指摘に対応したのだ。

また、チェ副社長は2018年に中型セダン「ジェネシスG70」、中型SUV「新型サンタフェ」、「コナ」の電気自動車、次世代燃料電池自動車などの新車を米国市場に出す計画も明らかにした。 さらに米国の消費者を引き込むために画期的な消費者保証プログラムも導入する。このプログラムは、消費者が自動車購買後に気に入らない場合、3日以内に代金全額の払い戻しを受けて車を返却できるという内容を含んでいる。チェ副社長は「次世代アシュアランスプログラムは米国市場で現代車のブランド認知度を改善し、オンライン販売を強化するだろう」と述べた。

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販売台数回復の兆しが表れている中国市場でも競争力の強化に取り組む。ク・ジャヨン現代車IR担当(常務)は「10-12月期に中国市場で販売する自動車ラインナップ全般の商品競争力を高める」と述べた。ク常務によると、現代車は今年発売した小型セダン「オールニュールイナ」と中国戦略型小型SUV「ix35」の新車効果を最大化する。準中型SUV「ix25」は商品性を改善した車を出し、準中型SUV「ツーソン」に先端技術を大幅に適用したスペシャルエディションモデルを中国市場で販売する計画だ。

現代車は国内市場を含めて世界の主要市場で善戦している。実際、中国・米国・チェコを除けば多くの市場で販売台数が増えている。ロシア(11.2%増)・ブラジル(7.8%増)・インド(6.8%増)など主要新興市場は今年1-9月の販売台数が増えた。現代車が中国・米国市場での販売台数を回復すれば勝算はあるという解釈が可能だ。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
現代自にとって中国市場はグループの世界販売の2割超を占める。しかし、3月以降グループ販売台数は50%以上の減少が続いており、上半期では46.7%の減少となった。 聯合ニュースによると、韓国政府系シンクタンクの産業研究院は6月18日に発表した報告書で「今年上半期の韓国自動車メーカーの中国市場での販売減少率は、2012年にあった(尖閣諸島をめぐる)中日間の問題で日本車が受けた打撃よりも大きい」とし、「単純にTHAAD問題というより、韓国メーカーの競争力低下が中国市場で苦戦している原因だ」と指摘している。

実際、現代自の不調は中国市場にとどまらない。中国に次ぐ米国市場の失速も鮮明だ。6月の米国での販売は、グループ全体で前年同月より15%程度減少。上半期は前年同期比8.6%減の64万2096台となった。同期の海外販売全体でも、現代自が9.3%減の185万3559台で、起亜自も9.9%減の106万4381台と落ち込んでいる。記事では、米国の消費者を引き込むために画期的な消費者保証プログラムも導入する。このプログラムは、消費者が自動車購買後に気に入らない場合、3日以内に代金全額の払い戻しを受けて車を返却できるサービスを実施するというが、無料で3日貸し出しを実施し、その後良ければ購入と言うサービスも追加したほうが良いのでは…。

いずれもサービス競争激化となるだけでなく、価格減額販売も実施しないと車の在庫が増えるだけとなる。既に多くの車が在庫となっているはず。来年その台数を売りさばくだけでも大変なのではないか…。




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[ 2017年10月27日 17:13 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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