世界2位に成長したインドのスマホ市場…シャオミがサムスンを追撃
インドがスマートフォン事業者にはチャンスの国であることを改めて立証した。カウンターポイントリサーチなど市場調査機関は30日、報道資料を通じて「7-9月期のインド市場のスマートフォン販売量が大幅に増加し、初めて米国の販売量を抜いて世界2位になった」と明らかにした。カウンターポイントリサーチは7-9月期のインド市場でのスマートフォン販売量が4100万台と前年同期比18%増加したと推算した。
インドは過去3年間、「今後最も速く成長するスマートフォン市場」と呼ばれてきた。さらに中国のスマートフォン市場が昨年から横ばいとなり、インド市場に対する期待はさらに高まった。アップル、Vivo、OPPOなどグローバルスマートフォン企業が次々とインド現地にスマートフォン工場を設立した。
一時は懐疑論も浮上した。スマートフォンの販売量が伸び悩むたびに「まだインドの経済水準はその程度ではない」という悲観的な声が出てきた。市場調査機関ストラテジーアナリティックス(SA)によると、4-6月期のインドのスマートフォン販売量は約3000万台と、前年同期(3070万台)比で減少した。
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7-9月期には完全に雰囲気が変わった。全体の携帯電話のうちスマートフォンが占める比率が3カ月間で4%増えて49%に上昇したと、SAは推測している。10月中旬に開かれるヒンズー教の祭り「ディワリ」が関係しているという。カウンターポイントリサーチのカン・ギョンス研究員は「ディワリを控えてオン・オフラインのプロモーションが増え、市場が急激に拡大した」と説明した。
問題はこの市場を誰がつかむかだ。結論から言えば中国企業の席巻だ。インドの今年のスマートフォン市場で中国企業が疾走している。以前からインド市場に注力してきたサムスン電子は2012年以降1位を守っている。しかし辛うじてトップだ。SAによると、7-9月期のサムスン電子のインド市場シェアは25.8%、2位シャオミは25.5%と、ほとんど差はない。3位のVivo(10.2%)、4位のOPPO(8.9)、5位のレノボ-モトローラはともに中国企業だ。上位5社が市場の77%を掌握するが、うち4社が中国企業だ。そのペースも驚く。わずか前年同期まで中国企業は特に注目を引くレベルではなかった。当時、シャオミ(6.8%)とVivo(2.2%)、OPPO(2.4)のシェアをすべて合わせても10%をわずかに超える程度だった。ところがこの1年間にこれら3社のシェアは合計44.6%に増えた。4.5倍近く成長したのだ。
http://japanese.joins.com/
インドのスマートフォン市場レポートによると、今年(2017年)7~9月期における、同国のスマートフォン出荷台数は1年前から23%増加し、4000万台を若干上回った。世界における国別スマートフォン出荷台数は、これまで中国が最も多く、これに米国が次いでおり、インドは出荷台数ベースで世界3位のスマートフォン市場だった。 だが、7~9月期におけるインドの台数は米国を上回り、同国はついに世界2位の市場になった。中国シャオミが台数を伸ばしている。その7~9月期の出荷台数は、サムスンと僅差の920万台。カナリスによると、シャオミの台数は1年前から290%増加している。シャオミの新市場開拓戦略の効果は、今後も続くと見られ、今後数四半期のうちにサムスンを追い抜くだろう。
スマートフォンの平均的な価格が1万インドルピー(約1万7500円)と低価格だ。となると戦える企業は決まってくる。サムスンでは原価割れとなり、単なる宣伝用配布と化すのではないか…。アプリを含めた他のサービスで利益を得るしかない。一方の中国企業は、大量に台数を確保し販売すれば、まだ多少利益は出せるだろう。ただし自国半導体に自国の液晶パネルという制限が付く。中国企業とて付随するサービス展開が必要だろう。性能的にはサムスンより中国企業のほうが同じ値段で見れば性能が高い。
インドは過去3年間、「今後最も速く成長するスマートフォン市場」と呼ばれてきた。さらに中国のスマートフォン市場が昨年から横ばいとなり、インド市場に対する期待はさらに高まった。アップル、Vivo、OPPOなどグローバルスマートフォン企業が次々とインド現地にスマートフォン工場を設立した。
一時は懐疑論も浮上した。スマートフォンの販売量が伸び悩むたびに「まだインドの経済水準はその程度ではない」という悲観的な声が出てきた。市場調査機関ストラテジーアナリティックス(SA)によると、4-6月期のインドのスマートフォン販売量は約3000万台と、前年同期(3070万台)比で減少した。
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7-9月期には完全に雰囲気が変わった。全体の携帯電話のうちスマートフォンが占める比率が3カ月間で4%増えて49%に上昇したと、SAは推測している。10月中旬に開かれるヒンズー教の祭り「ディワリ」が関係しているという。カウンターポイントリサーチのカン・ギョンス研究員は「ディワリを控えてオン・オフラインのプロモーションが増え、市場が急激に拡大した」と説明した。
問題はこの市場を誰がつかむかだ。結論から言えば中国企業の席巻だ。インドの今年のスマートフォン市場で中国企業が疾走している。以前からインド市場に注力してきたサムスン電子は2012年以降1位を守っている。しかし辛うじてトップだ。SAによると、7-9月期のサムスン電子のインド市場シェアは25.8%、2位シャオミは25.5%と、ほとんど差はない。3位のVivo(10.2%)、4位のOPPO(8.9)、5位のレノボ-モトローラはともに中国企業だ。上位5社が市場の77%を掌握するが、うち4社が中国企業だ。そのペースも驚く。わずか前年同期まで中国企業は特に注目を引くレベルではなかった。当時、シャオミ(6.8%)とVivo(2.2%)、OPPO(2.4)のシェアをすべて合わせても10%をわずかに超える程度だった。ところがこの1年間にこれら3社のシェアは合計44.6%に増えた。4.5倍近く成長したのだ。
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インドのスマートフォン市場レポートによると、今年(2017年)7~9月期における、同国のスマートフォン出荷台数は1年前から23%増加し、4000万台を若干上回った。世界における国別スマートフォン出荷台数は、これまで中国が最も多く、これに米国が次いでおり、インドは出荷台数ベースで世界3位のスマートフォン市場だった。 だが、7~9月期におけるインドの台数は米国を上回り、同国はついに世界2位の市場になった。中国シャオミが台数を伸ばしている。その7~9月期の出荷台数は、サムスンと僅差の920万台。カナリスによると、シャオミの台数は1年前から290%増加している。シャオミの新市場開拓戦略の効果は、今後も続くと見られ、今後数四半期のうちにサムスンを追い抜くだろう。
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