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ムーディーズ「韓国経済は来年も安定的」

国際通貨基金(IMF)に続き国際格付け会社のムーディーズ・インベスターズサービスも今年の韓国の経済成長見通しを上方修正した。 ムーディーズは15日、ソウル市内のホテルで韓国信用評価と共同で開いた「2018年韓国信用見通しカンファレンス」で今年の韓国の経済成長見通しを従来の2.8%から3.0%に変更すると発表した。前日にIMFが3.0%から3.2%に成長見通しを引き上げたのに続き改めて韓国経済に対する肯定的な見通しが出てきた。

世界各地で成長傾向が続いていることが輸出の割合が高い韓国経済に有利に作用しているというのがムーディーズの説明だ。ムーディーズによると主要20カ国(G20)先進国(2.1%)と新興国(5.0%)の今年の経済成長見通しはともに昨年より0.6ポイントずつ上がる見通しだ。

ムーディーズのクリスチャン・デ・グスマン理事は「グローバル金融危機以降初めて世界の主要国が広く成長している。韓国のように貿易依存度が高いアジア諸国がこうした環境で輸出を増やし最も多い恩恵を享受している」と説明した。彼は「文在寅(ムン・ジェイン)政権が構造改革を履行するだけの余裕ができた」と付け加えた。ムーディーズは良好な経済成長傾向と優秀な財政健全性などを考慮すると「Aa2」である韓国の格付けはそのまま維持される可能性が大きいと予想した。ただ最近北朝鮮をめぐる緊張が高まり、韓国の地政学的リスクは大きくなったと診断した。増える家計負債もリスク要因だと評価した。

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韓国企業も利益が増える中で適切な規模で設備投資をしており現在の格付けが安定的に維持されると予想した。ムーディーズのクリス・パク理事は「電子、鉄鋼、石油、石油化学業界の好況が続く中で高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の余波などで苦戦する自動車と流通、免税店業界の厳しさは当分続くだろう」と話した。
http://japanese.joins.com/

実際、韓国の輸出動向をみると、最近では中国以外の新興国向け輸出の減少幅が対中輸出の減少幅を上回っている。韓国企業は新興国市場を積極的に開拓してきたため、韓国の輸出に占める新興国向けの割合は58.8%(14年)とアジアで最も高い。第3は、中国における過剰生産の影響である。 中国ではリーマンショック後に景気対策の一環として、大規模な公共投資が実施された。鉄鋼、石油化学など素材産業では積極的な増産が図られたが、その後の需要鈍化によって過剰な生産能力を抱えるようになった。近年、安価な中国製鋼材が海外市場にあふれ出したため、市況が悪化し、鉄鋼各社の業績悪化要因になっている。

世界有数の鉄鋼メーカーであるポスコは、15年、創業以来初の連結赤字となった。1968年の創設以来、高い競争力を背景に韓国経済を引っ張ってきた企業である。通貨危機に見舞われた時も含めて一度も赤字にならなかったポスコが赤字を計上したことは、韓国の製造業がいかに苦しい状況にあるかを物語っている。また「過度な」中国依存の是正は重要だ。市場としての中国の重要性は今後も変わらないであろうが、生産拠点の分散化を進めて、中国経済から受ける影響度を小さくする必要がある。ところが今もなお中国依存であり、半導体依存であり、サムスン依存である。ベトナムに移動しつつあるとはいえ、半導体だけで何とかなる国ではない。特に不動産経済の土台となる家計負債と不動産家賃システムを変えない限り同じことを繰り返す。不動産崩壊とともに終わるのが韓国経済でもある。さらに言えばゾンビ企業は税金で国が補てんしているわけで、中小企業改革の実施が税金による補てんでは望みは無い…。




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[ 2017年11月16日 10:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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