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日本は決して好きになれないが「この技術だけは敬服せざるを得ない」

スマートフォンやノートパソコンなど、バッテリーを搭載した製品は身近にいくつも存在する。できる限り小さく、それでいて性能の良いバッテリーの需要は非常に大きく、バッテリー産業は今後も拡大が見込まれる有望市場だ。日本のバッテリー産業が世界的に見ても高い競争力を持つことについて、中国メディアの今日頭はこのほど、「日本は決して好きになれない国だが、それでもリチウムイオン電池に関する技術については敬服せざるを得ない」と論じる記事を掲載した。

リチウムイオン電池はスマホや電気自動車など、用途は非常に多岐にわたるが、記事は「リチウムイオン電池は技術密集型の製品であり、中国のバッテリー産業は先行する日本と韓国を必死に追いかけており、リチウムイオン電池の製造に必要となる材料の国産化も進んでいる」と指摘する一方、核となる技術や材料についてはまだ掌握できていないと指摘。

さらに、中国メーカーのリチウムイオン電池は寿命、安全性、エネルギー密度などいずれにおいても日本メーカーの製品より劣っているのが現状だと指摘。日本企業はこれまで研究開発に莫大な資金を投じ、豊富な知見を蓄積し、優秀な人材も豊富に存在するが、中国メーカーの生産設備は日本企業の設備より劣っているうえ、人材面やマネジメントの点でも日本メーカーに劣っていると伝え、こうした点の積み重ねがリチウムイオン電池の性能の差として顕在化していると論じた。

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記事は、中国のリチウムイオン電池メーカーのなかにも優れた企業は存在するとしながらも、産業全体としてみれば日本に敵わないのが現状であると指摘し、「日本は決して好きになれない国だが、それでもリチウムイオン電池に関する技術については敬服せざるを得ない」と伝えている。
http://news.searchina.net/

リチウムイオン電池(LiB)の世界市場規模は、2015年実績では推定・約3兆円ほどであった。使い方(用途)の内訳は、消費者むけ製品52%、車載用25%、産業用23%。消費者むけ製品には、スマホ・タブレット・パソコンなどの電気製品がメインとなる。車載用はEV(電気自動車)・HV(ハイブリットカー)などに搭載される。ちなみに従来の普通の車はLiBではなく「鉛蓄電池」が積まれている。産業用には、航空・宇宙分野、太陽光発電の蓄電用などがある。

なんと2024年の世界市場予測では8兆円を超える見通し。2015年からの平均成長率は15%/年程度を見込む。これはEV(電気自動車)の市場が順調に立ち上がることにくわえ、従来の車載用バッテリーが鉛蓄電池からリチウムイオン電池(LiB)に置き換わっていくと想定。小型リチウムイオン電池とは携帯電話やタブレット、パソコン、デジカメに使用される電池のこと。車載用や家庭用の大型は別のマーケットとして考える。2015年の世界市場シェアはパナソニックが世界トップで約21%。韓国サムソンSDIが世界2位。続いて韓国LG Chemが世界3位。



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[ 2017年11月25日 17:26 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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