「斬首部隊」の必要な兵器を確保できない
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対するいわゆる「斬首作戦」を行うため、韓国軍に先日新たに立ち上げられた特殊任務旅団が複数のハイテク兵器を確保できる見通しとなった。6日に国会で可決した来年度の国防予算は43兆1581億ウォン(約4兆4200億円)だが、その内訳を見ると同旅団専用の装備や物資、被服など11品目に65億7600万ウォン(約6億7300万円)が配分されていた。
今回新たに導入される装備は例えば建物の内部や壁の向こう側など、見えないところに隠れた敵を透視し探し出す装置やレーダー、また銃声や大きな爆発音の中でも無線などをやりとりできる遮音ヘッドホン、敵を殺害した直後に生死を直ちに確認できる生体認識機などがある。旅団そのものは当初の計画よりも2年前倒しで設置されたが、その際、作戦の遂行に必要な兵器を確保できず「形だけの斬首部隊」といった指摘を受けてきた。
このことを意識したかのように国会は審議の際、上記の予算とは別に260億ウォン(約27億円)規模となる「特殊任務旅団能力補強予算」も新たに追加することにした。この予算は同旅団用の機関短銃、高速流弾機関銃、自爆用無人機、偵察用無人機などの購入に充てられる。ただしこれら追加の兵器購入は着手金となる3億4000万ウォン(約3500万円)のみが今回反映され、実際に導入されるのは2019年以降となる見通しだ。特殊任務旅団は兵士を作戦の直前になってひそかに進入させるが、現場ではそれに使うヘリコプターなどさえまだ確保できていない。そのため「形だけの斬首部隊」という指摘は今後もしばらく続きそうだ。
http://www.chosunonline.com/
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2017年12月5日、韓国・文化日報によると、韓国軍当局が金正恩朝鮮労働党委員長ら北朝鮮指導部を狙う「斬首部隊」を計画より2年前倒しでこのほど創設したが、多目的ヘルメットすら備えていないという「お粗末な装備」に指摘が出ている。 米海軍特殊部隊・Navy SEALsなど各国の特殊部隊は、通信機器とナイトビジョンが付いた多目的ヘルメットを基本装備として使用している。しかし、今回創設された特殊任務旅団は、一般兵士に補給される防弾ヘルメットをそのまま使用しているほか、特殊部隊の基本装備である対戦車無反動砲のカールグスタフやグレネードランチャーM32なども配備されていないという。
カールグスタフは、米特殊部隊・レンジャー部隊や英空軍特殊部隊など50カ国の特殊部隊が使用中であり、米陸軍では基本装備として採用された武器だ。韓国の特殊戦司令部は2013〜14年にカールグスタフ導入計画を立てたが、国産化に方針を決定。しかし、コストの問題により開発は失敗に終わった。また同時期、米海兵隊が使用するグレネードランチャーM32の導入計画も立てたが、後続の軍需支援問題などを理由にこれも失敗したという。
1000人規模で構成された特任旅団を敵地に侵入させるCH47チヌークヘリコプターなどの輸送機も非常に不足した状況だといい、軍関係者は「現在の特任旅団が保有している輸送機では、少佐級が指揮する完全武装地域隊(60人)1〜2チームを乗せて運ぶ程度」「旅団全体を輸送するには力不足」と吐露したとのことだ。 「特殊部隊員が強靭(きょうじん)な体力と共に先端兵器で武装してこそ(北朝鮮)首脳排除任務を遂行することができるが、基本的な装備がよちよち歩きの水準」と指摘し、見出しでは「斬首どころか(部隊が)みんな死にかねない」と表現している。
こんな状態では、北朝鮮に無関心にもなるのだろう。形だけの軍備で使える軍備も不足し、金正恩氏を狙う韓国軍の斬首部隊、「暗殺の前に隊全滅」では論外だろう。
今回新たに導入される装備は例えば建物の内部や壁の向こう側など、見えないところに隠れた敵を透視し探し出す装置やレーダー、また銃声や大きな爆発音の中でも無線などをやりとりできる遮音ヘッドホン、敵を殺害した直後に生死を直ちに確認できる生体認識機などがある。旅団そのものは当初の計画よりも2年前倒しで設置されたが、その際、作戦の遂行に必要な兵器を確保できず「形だけの斬首部隊」といった指摘を受けてきた。
このことを意識したかのように国会は審議の際、上記の予算とは別に260億ウォン(約27億円)規模となる「特殊任務旅団能力補強予算」も新たに追加することにした。この予算は同旅団用の機関短銃、高速流弾機関銃、自爆用無人機、偵察用無人機などの購入に充てられる。ただしこれら追加の兵器購入は着手金となる3億4000万ウォン(約3500万円)のみが今回反映され、実際に導入されるのは2019年以降となる見通しだ。特殊任務旅団は兵士を作戦の直前になってひそかに進入させるが、現場ではそれに使うヘリコプターなどさえまだ確保できていない。そのため「形だけの斬首部隊」という指摘は今後もしばらく続きそうだ。
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カールグスタフは、米特殊部隊・レンジャー部隊や英空軍特殊部隊など50カ国の特殊部隊が使用中であり、米陸軍では基本装備として採用された武器だ。韓国の特殊戦司令部は2013〜14年にカールグスタフ導入計画を立てたが、国産化に方針を決定。しかし、コストの問題により開発は失敗に終わった。また同時期、米海兵隊が使用するグレネードランチャーM32の導入計画も立てたが、後続の軍需支援問題などを理由にこれも失敗したという。
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