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朝鮮日報が選んだ「2012年ブレークした人・消えた人」!!

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■浮上した朴槿恵脈、消えた李明博派

今月19日に行われた大統領選挙で、与党から出馬した朴槿恵(パク・クンヘ)氏が野党から出馬した文在寅(ムン・ジェイン)氏に108万票差で勝利し、韓国初の女性大統領、初の親子2代大統領が誕生した。

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文氏は政界入門から4か月後に総選挙で当選、その後野党・民主党の大統領候補指名争い、野党候補一本化争いに勝利したものの、大統領選挙で敗れた。選挙戦では「新しい政治」を掲げた安哲秀(アン・チョルス)氏が旋風を巻き起こしたが、野党候補一本化の過程で文氏に敗れた。大統領候補指名争いでは、与党セヌリ党では前代表の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏と京畿道知事の金文洙(キム・ムンス)氏、野党・民主党では前代表の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)氏、慶尚南道知事の金斗官(キム・ドゥグァン)氏ら有力候補が涙を飲んだ。

4月に行われた総選挙、12月に行われた大統領選で与党を勝利に導いた、セヌリ党の金武星(キム・ムソン)前選挙対策委員会総括選対本部長をはじめ、チェ・ギョンファン秘書室長、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)公報団長らが「一等功臣」に名を連ねた。また大統領引き継ぎ委員会副委員長の陳永(チン・ヨン)氏、安大煕(アン・デヒ)前政治刷新特別委員会委員長、金聖株(キム・ソンジュ)共同選対委員長らへの論功行賞も注目を集めた。

大統領選挙と同時に行われた慶尚南道知事補欠選挙では、今年4月の総選挙で落選した洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏が当選し、政界に返り咲いた。また、27歳の若さでセヌリ党の非常対策委員に起用されたイ・ジュンソク氏も、異色の新人として注目を集めた。

元民主党の有力政治家、韓光玉(ハン・グァンオク)氏、キム・ギョンジェ氏らは総選挙で落選したが、その後与党入りして再起に成功。今月28日に行われた民主党院内代表選では朴起春(パク・キチュン)氏が下馬評を覆して当選を果たした。

李明博大統領周辺で不祥事が相次いだ。実兄で前国会副議長の李相得(イ・サンドゥク)氏、前放送通信委員長の崔時仲(チェ・シジュン)氏、前知識経済部次官の朴永俊(パク・ヨンジュン)氏、第1付属室長の金禧中(キム・ヒジュン)氏らが相次いで逮捕された。パク・ヒテ前国会議長、金孝在(キム・ヒョジェ)元政務担当首席秘書官は、2008年に行われた与党ハンナラ党(現・セヌリ党)の党大会の際、現金入りの封筒を配ったとして処罰を受けた。

朴槿恵氏の側近では、違法な政治資金を受け取った容疑で洪思徳(ホン・サドク)前議員が告発され、論文盗作疑惑で文大成(ムン・デソン)氏(釜山市沙下区甲選挙区)が、実弟の妻に対する性的暴行疑惑でキム・ヒョンテ氏がそれぞれ与党セヌリ党を離党した。インターネットのポッドキャスト「ナッコムス」で進行役を務めるキム・ヨンミン氏は総選挙に出馬したものの、過去の暴言が明るみになり、落選した。

党代表選出の過程で不正が発覚し、代表職を辞した李正姫(イ・ジョンヒ)前進歩党代表は、大統領選候補テレビ討論会で朴槿恵氏に対する厳しい口調で批判を受けた。「愛国歌は国歌ではない」などと親北発言を繰り返した、進歩党の李石基(イ・ソッキ)、キム・ジェヨン議員は、党代表選出の過程で不正を働いた中心人物として世間を騒がせた。


■孫延在とPSYが大人気

今年最も韓国人に愛されたスポーツ選手は、ロンドン五輪新体操で韓国人選手として初の5位入賞を果たした孫延在(ソン・ヨンジェ)選手だった。ロンドン五輪の男子体操跳馬で金メダルを獲得した梁鶴善(ヤン・ハクソン)選手、射撃女子25メートルピストルで金メダルを獲得したキム・ジャンミ選手らも一躍脚光を浴びた。プロ野球では「万年期待株」と称されたネクセンのパク・ビョンホ選手が3冠王を獲得し、シーズンMVPを受賞した。韓国女子プロゴルフツアーでは、キム・ヒョジュ選手がプロ転向から2か月11日で初優勝を果たした。

また米メジャーリーグでアジア選手最多勝(128賞98敗)記録を持つ「コリアン・エクスプレス」朴賛浩(パク・チャンホ)、韓日球界で活躍した「風の息子」李鍾範(イ・ジョンボム)が現役生活を終えた。女子重量挙げの張美蘭(チャン・ミラン)選手はケガを克服できず、五輪連覇に失敗した。

芸能界ではPSYの「江南スタイル」がユーチューブ再生回数が10億件を突破し、米ビルボードチャートで7週連続2位にランクンする旋風を巻き起こした。キム・ギドク監督の映画『ピエタ』は、第69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、韓国映画初の快挙を達成。ドラマ『太陽を抱く月』で俳優キム・スヒョンが一躍スターダムにのし上がり、大学教授で僧侶の恵敏(ヘミン)氏の著書『立ち止まれば、見えてくるもの』は150万部を超えるベストセラーになった。


■検察・警察トップが不祥事で辞任、財界には新風も

社会分野ではコツコツと貯めた財産を社会福祉のために寄付した「ヤギおばあちゃん」チョン・ガプヨンさん、「悪口おばあちゃん」チョン・ジョンジャさん、「塩辛屋のおばあちゃん」ユ・ヤンソさんらの善意が、韓国人に感動を与えた。ソウル地方警察庁長の金用判(キム・ヨンパン)氏は「酒暴撲滅」を掲げ、飲酒による暴力のない社会作りの流れを生み出した。

一方、検察の相次ぐ不祥事を受けて、韓相大(ハン・サンデ)検事総長は辞任。趙顕五(チョ・ヒョンオ)警察庁長官は、20代の女性を誘拐・殺害した呉元春(オ・ウォンチュン)事件のずさんな捜査の責任をとり辞任した。前ソウル市教育監のクァク・ノヒョン氏は2010年のソウル市教育監選挙で対立候補を買収したとして起訴され有罪、後任には文竜鱗(ムン・ヨンリン)氏が当選した。

金融界では17年間ハナ金融を率いた金勝猷(キム・スンユ)会長が退任し、金正泰(キム・ジョンテ)氏が新たに会長に就任した。貯蓄銀行をめぐる汚職問題では、ソロモン貯蓄銀行の林錫(イム・ソク)会長が政界ロビーで逮捕された。

財界では、サムスン電子会長の長男で同社社長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏が副会長に昇進。同社はアップルと激しい特許紛争を繰り広げる中、史上最高の実績を挙げた。

セールスマンとして成功神話を作った尹錫金(ユン・ソックム)氏が率いる熊津グループは、景気の悪化で今年9月に企業再生手続き(民事再生法適用に相当)を申請した。

ロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)氏は、ハイマート、グランド百貨店などを買収し、注目を集めた。

(朝鮮日報)







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[ 2012年12月31日 21:41 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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