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異なる方向を向く韓米、「平昌後」が心配だ

「平昌オリンピック後」と関連して韓国と米国が互いに異なった方向を向いている事実が徐々に明らかになりつつある。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日にトランプ大統領と電話で会談した際「南北対話のモメンタム(勢い)が今後も続き、韓半島(朝鮮半島)の平和定着に貢献することを希望する」「ペンス副大統領の来韓が重要な転機になることを願う」などと述べ、平昌オリンピック後も米朝対話に期待を示す考えを伝えた。ところが米国の側からは2日、ペンス副大統領が演説で「(北朝鮮に対する)戦略的忍耐の時代が終わったというメッセージを伝えに(平昌に)行く。北朝鮮が核と弾道ミサイルを放棄するまで、あらゆる圧力を加えていく」との発言が出た。トランプ大統領は文大統領との電話会談直前に8人の脱北者と面会し「平昌オリンピック後については誰も知らない。(しかし)もうすぐ分かるようになるだろう」と述べた。

米国防省は核戦略に関する指針を8年ぶりに見直し、3日にその内容を公表したが、今回の指針には前回2010年には4回しか出てこなかった「北朝鮮」という言葉が50回も使われていた。またトランプ大統領が脱北者と面会する直前、米国政府のある高官は韓国の記者団に「トランプ大統領は軍事的、非軍事的オプションをいずれも検討している」と伝えた。これに対して韓国政府関係者の口からは「北朝鮮の核」という言葉はほとんど聞かれなくなった。ホワイトハウスは文大統領とトランプ大統領との電話会談について伝えるための会見で「北朝鮮の人権問題改善の重要性について意見を交換した」と明らかにしたが、韓国大統領府はそれについて一切言及しなかった。またホワイトハウスは先月初めにも「(両首脳が)北朝鮮に最大限の圧力を加えることで一致した」と明言したが、韓国大統領府はそれを伝えず、逆にホワイトハウスが言及しなかった「南北対話の支持」を強調した。

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韓国政府は現在の南北対話が今後非核化に向けた米朝対話につながるよう最善を尽くさねばならない。それには北朝鮮のご機嫌取りではなく、核武装が金正恩(キム・ジョンウン)体制にとってマイナスになる事実を北朝鮮に悟らせねばならない。また「文在寅政権と平昌オリンピックを利用して制裁を崩壊させることは不可能」という事実も金正恩氏に理解させねばならない。トランプ大統領は2日、文大統領との電話会談に先立ち日本の安倍首相とも電話会談を行ったが、その際トランプ大統領は「北朝鮮に対する最大の圧力を維持しようとする日本の努力に感謝する」と伝えた。この感謝の言葉は本来文大統領が直接聞くものべきだった。
http://www.chosunonline.com/

青瓦台(韓国大統領府)の高官が米韓同盟の破棄に言及した。第2次朝鮮戦争への懸念が高まる中「戦争に巻き込まれるのなら、米国との同盟は不要」と言い切ったのが、昨年10月である。発言したのは左派で北朝鮮と近い、統一外交安保特別補佐官の文正仁(ムン・ジョンイン)延世大学特任名誉教授だ。また中央日報は、韓国大統領の特別補佐官「韓米同盟壊れても戦争はならないとの話が多い」と題した記事を掲載している。

そもそも朝鮮半島における主権問題である。日本敗戦後、朝鮮半島開放しても、北と南のわがままで、70年間も朝鮮戦争を経て分裂したまま、今頃をオリンピックを利用し、韓国は対話路線で、北朝鮮は軍備が次第に整いつつある中で、韓国を利用している。それに気が付かない韓国は論外と言える。ロシアも中国も統一は望んでいないだろう。ましてや米国中心の統一などありえないわけで、大国の思惑が決まらないまま今日に至る。


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[ 2018年02月05日 11:36 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(1)
残り任期4年
韓国トップの文在寅が語る優先順位は
1番に半島統一、2番より下に北の非核化、
この親北政治家は北が核武装したままで
半島統一の目論見を透かし見せる。
ここが、米国・日本と折り合えないところであり、
他国からまともな外交相手にされない理由だ。
何もしないで残り任期4年を引っ張れるのだろうか。
[ 2018/02/05 15:56 ] [ 編集 ]
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