ギャラクシーS9効果…サムソンフォン、中国シェア1%台回復
今年1-3月期に、世界最大のスマートフォン市場である中国で、サムスン電子が再び1%台のシェアを回復した。昨年10-12月期、同社の中国スマホ市場シェアは0.8%だった。
米国市場調査企業ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスン電子は今年1-3月期に中国でスマートフォン120万台を出荷して1.3%を占めた。今年3月にギャラクシーS9とギャラクシーS9プラスを発売した効果が表れたものとみられる。市場1位は中国ファーウェイ(華為、21.2%)が占めて、その後を中国OPPO(17.4%)、Vivo(15.1%)、シャオミ(小米、13.0%)、米国アップル(9.4%)が続いている。 サムスン電子のスマートフォンは、ここ数年間、中国勢の高コスパ(コストパフォーマンス)攻勢に押されている。数年前に20%台だったサムスンの中国市場シェアは昨年1-3月期3.1%から10-12月期0.8%まで急激に落ちた。
だが、中国メーカーの追撃はインド市場でさらに脅威となっている。市場調査企業カウンターポイントリサーチによると、今年1-3月期のサムスン電子のインド市場シェアは26.2%で、中国シャオミ(31.1%)に5%ポイントほど差をつけられた。昨年10-12月期、シャオミがインド市場の26.2%でサムスン(23.9%)を抜いて初めて1位を獲得した時に比べてその差がさらに広がった。「コピー」問題で一時停滞したシャオミは、2015年にインドに製造工場を作り、オフライン店舗100カ所余りを拡大するなど、現地化戦略でインド市場を手中に収めることに成功した。
http://japanese.joins.com/
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ギャラクシーは「日米製より品質は劣るが、それよりも安い。中国製よりも高いが、品質が良い」という、うたい文句を作り中国市場でポジションを確保。中間層に支持されただけでなく、業務用でも浸透し、13年にシェアを19.7%に拡大し市場を制覇した。ところが、中国勢の技術が大きく進歩した15年ごろから歯車が狂いだした。 翌16年に自ら起こした「ノート7」のバッテリー発火事故で信頼が失墜。後継機種の「S8」で巻き返しを図ったものの、17年の在韓米軍の最新鋭迎撃システム「高高度ミサイル防衛システム(THAAD)」配備による報復で再び困難に陥った。
サムスンは、3月から全世界で順次売り出した最新機種「S9」発売イベントを中国でも大々的に開くなど反転攻勢に出る動きを見せる。3月23日に開催されたサムスンの株主総会では中国スマホ市場での不振に関する質問も出たが、スマホ事業を手掛けるITモバイル部門長は「S8など最近のフラッグシップモデルはほとんど2桁成長し、市場を回復する過程」と答えたとハンギョレ新聞は報じた。追い打ちをかけるのは中国市場の低迷だ。スマホが年間4億台以上売れ、世界最大となった中国市場だが、17年の出荷台数は初めて前年比で2桁減と落ち込み、今年に入っても1~3月期が前年同期比27%減の8187万台と販売不振が鮮明になっている。
米国市場調査企業ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスン電子は今年1-3月期に中国でスマートフォン120万台を出荷して1.3%を占めた。今年3月にギャラクシーS9とギャラクシーS9プラスを発売した効果が表れたものとみられる。市場1位は中国ファーウェイ(華為、21.2%)が占めて、その後を中国OPPO(17.4%)、Vivo(15.1%)、シャオミ(小米、13.0%)、米国アップル(9.4%)が続いている。 サムスン電子のスマートフォンは、ここ数年間、中国勢の高コスパ(コストパフォーマンス)攻勢に押されている。数年前に20%台だったサムスンの中国市場シェアは昨年1-3月期3.1%から10-12月期0.8%まで急激に落ちた。
だが、中国メーカーの追撃はインド市場でさらに脅威となっている。市場調査企業カウンターポイントリサーチによると、今年1-3月期のサムスン電子のインド市場シェアは26.2%で、中国シャオミ(31.1%)に5%ポイントほど差をつけられた。昨年10-12月期、シャオミがインド市場の26.2%でサムスン(23.9%)を抜いて初めて1位を獲得した時に比べてその差がさらに広がった。「コピー」問題で一時停滞したシャオミは、2015年にインドに製造工場を作り、オフライン店舗100カ所余りを拡大するなど、現地化戦略でインド市場を手中に収めることに成功した。
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ギャラクシーは「日米製より品質は劣るが、それよりも安い。中国製よりも高いが、品質が良い」という、うたい文句を作り中国市場でポジションを確保。中間層に支持されただけでなく、業務用でも浸透し、13年にシェアを19.7%に拡大し市場を制覇した。ところが、中国勢の技術が大きく進歩した15年ごろから歯車が狂いだした。 翌16年に自ら起こした「ノート7」のバッテリー発火事故で信頼が失墜。後継機種の「S8」で巻き返しを図ったものの、17年の在韓米軍の最新鋭迎撃システム「高高度ミサイル防衛システム(THAAD)」配備による報復で再び困難に陥った。
サムスンは、3月から全世界で順次売り出した最新機種「S9」発売イベントを中国でも大々的に開くなど反転攻勢に出る動きを見せる。3月23日に開催されたサムスンの株主総会では中国スマホ市場での不振に関する質問も出たが、スマホ事業を手掛けるITモバイル部門長は「S8など最近のフラッグシップモデルはほとんど2桁成長し、市場を回復する過程」と答えたとハンギョレ新聞は報じた。追い打ちをかけるのは中国市場の低迷だ。スマホが年間4億台以上売れ、世界最大となった中国市場だが、17年の出荷台数は初めて前年比で2桁減と落ち込み、今年に入っても1~3月期が前年同期比27%減の8187万台と販売不振が鮮明になっている。
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