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トランプ流の交渉術が北を翻弄…焦り隠せない正恩氏と韓国

トランプ米大統領が24日に米朝首脳会談を中止すると発表し、関係国に激震が走った。北朝鮮や韓国、中国、日本など各国にどのような影響があったのだろうか。 こうした事態は、22日のトランプ大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談前の記者会見で示唆されていた。その後の展開はトランプ大統領のツイッターが一番見やすい。24日に書簡付きのものと記者会見付きのものがツイートされた。米政府高官の説明では、北朝鮮が中国との首脳会談以降に、交渉のハードルを高めてきたことがわかる。そして、キャンセル発言の決め手は北朝鮮側の相次ぐ約束違反だったという。

北朝鮮高官によるボルトン大統領補佐官やペンス副大統領への攻撃もあった。そして、トランプ大統領が中止を決断したと明らかにしたが、結局、北朝鮮は非核化について時間稼ぎをしていると見たのだろう。 もっとも、書簡を見ればわかるが、交渉の道は閉ざしておらず、6月12日開催の可能性もある。これもトランプ流の交渉術だろう。 実際、金正恩(キム・ジョンウン)氏はかなり焦ったのだろう。すぐに反応した。仲介役の韓国も必死で、すぐに南北首脳会談を行い、北朝鮮は米朝首脳会談を希望した。それにトランプ大統領も応じるようだ。 トランプ大統領は、軍事オプションをちらつかせながら、いつでも会談をやめてもいいというスタンスだ。それに引き換え、金正恩氏は自ら米朝首脳会談を頼んだ側である。この構図では明らかにトランプ大統領側に有利だ。

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当初の予定通りの6月12日か、遅れても少しの間で米朝首脳会談が行われる可能性がある。もちろん、トランプ大統領はいつでも席を蹴ることができる立場なので、事態は予断を許さない。 金正恩氏は、イラクの例から、核を持たない独裁者は米国に殺されると思っているようだ。さらにリビアの例から、核を手放した独裁者も米国に殺されると思っているようだ。 これらのことから、北朝鮮が核を容易に手放すはずはなく、核の放棄が先だというリビア方式を否定し、できる限りの時間稼ぎをすると思われていた。そして、中国の助けを借りて、この時間稼ぎをしようとしたのだろう。

24日は、北朝鮮が核施設を爆破した日だが、専門家の調査を拒否して、これまで製造した核兵器の量を隠蔽するために爆破した可能性もある。これは非核化の検証可能性に関わる問題なので、トランプ大統領は強気に出たようだ。米朝首脳会談が開かれるとしても、北朝鮮の核の「完全かつ検証可能で不可逆的な解体」の早期実施では米国は譲れないことを見せつけた。リビア方式の現実味がますます高まっているのではないだろうか。
http://www.zakzak.co.jp/

トランプ米大統領の交渉術は次のようなものだ。まず、中国に対米貿易黒字を減らすよう要求し、さもなければ貿易戦争を仕掛けると宣告する。続いて交渉チームの足並みがそろわないまま混乱させておく。第3段階では中国がさまつな約束をいくつかしただけで矛を収める。まさに17、18日の米中貿易協議がこれだった。第4段階では自分がだまされたと知り激怒する。そして最後に、再び貿易戦争をちらつかせて相手をあおる。

米朝首脳会談についても、同じ交渉術となる。ワンパターンとはいえ、同盟国の日本も厄介だ。ゴルフ外交と言われつつも、どれだけ日本と親密なのかは不透明だ。安倍首相の国内におkる信頼低下で、低人気のトランプ氏からも、ねぎらいの言葉を言われるようでは困りごとである。トランプ交渉術は、自作自演を含むわけで、自身の政治色を強めれば失敗に終わる。


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[ 2018年05月31日 09:15 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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