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10万円で仲間を売る軍人、これが韓国の安全保障の現実だ

ソウル地検によると、2013年から今年4月まで韓国軍情報司令部工作チームでリーダーを務めていたファン容疑者は100件以上の軍事機密を携帯電話で撮影し、自分の前のリーダーだったホン容疑者に送ったという。ホン容疑者は受け取った複数の機密情報を中国と日本の情報要員に現金で売ったが、これらの流出した情報は韓国軍が国内外で収集した2-3級機密だったようだ。

駐韓日本大使館の職員には主に北朝鮮や中国の兵器など韓国軍が収集した情報を売り渡し、中国公安当局に売られた資料には周辺国の軍事情報のほか、中国現地で活動する5人の情報司令部秘密要員の個人情報も含まれていたという。韓国軍は個人情報が漏れた要員を緊急帰国させた。 秘密要員らの個人情報が相手国に漏れた場合、単なる外交摩擦にとどまらず本人が命の危険にさらされる恐れもある。彼らは必要であれば海外で命懸けの作戦に取り組まねばならず、実際に命を落としたケースも珍しくない。また秘密要員らの個人情報が漏れるということは、韓国軍における情報収集網の軸の一つが崩壊したことも同時に意味する。影響で今後当分は中国に情報要員を派遣するのが難しくなったという。

韓国軍情報司令部は主に北朝鮮に対する情報工作を担当する情報機関だ。その幹部が軍事機密を外国に売り渡すなど考えられないし、当然あってはならないことだ。それも同じ秘密要員である仲間の個人情報を売り渡すとはもはや人間とも思えない。この重大な機密を売り渡した見返りは1件で100万ウォン(約10万円)ほどだったという。このような反逆的、売国的な犯罪行為が5年以上にわたり続いていたにもかかわらず、韓国軍情報司令部は4月に国家情報院から知らされるまで全く把握できていなかった。

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その後も司令部では当事者に対して内部での懲戒処分だけで済ませようとする意見と、捜査機関に捜査を依頼すべきという二つの意見で対立し、対応が全くできないまま時間ばかりが空しく過ぎ去った。その間、機密を受け取った日本大使館の職員は帰国した。わずかの金で仲間の命を売り渡した今回の事件は、まさに落ちるところまで落ちた韓国の安全保障の現実を物語るものに他ならない。

韓国軍ではつい2年前にも軍の心臓部ともいえる国防統合データセンターから情報が流出する事件が起こった。当時の担当者の油断とミスでサイバー攻撃に遭い、米軍の戦時増員計画などの極秘情報が大量に奪われたのだ。当時、韓国軍は反省するというコメントを残した。しかし実際は何も変わっていなかった。韓国の安全保障は文字通り砂上の楼閣となっているのだ。
http://www.chosunonline.com/

2015年にも韓国軍検察は、軍の機密情報を中国人男性に漏らしたとして、軍防諜(ぼうちょう)機関の機務司令部に所属する幹部を軍事機密保護法違反などの罪で起訴したと聯合ニュースが報じている。幹部は2013年6月から今年2月の間、海軍艦艇に関する機密や周辺国の軍事情勢分析などを漏洩したとされる。そして今回、韓国軍の情報司令部の幹部が、韓国内外の軍事機密およそ100件をカネと引き換えに海外に売り渡していた容疑で検察に逮捕された。ソウル中央地検公安1部は先月31日、このような容疑で情報司令部の元幹部など2人を逮捕したという。

軍事機密は朴槿恵も中国に情報を流している。罪を感じない韓国である。今回も2013年から昨年末まで、韓国軍が収集した韓国内外の軍事機密およそ100件を二つの外国に流出させたとしているわけで、日常的だろうと考えるのが妥当だ。


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[ 2018年06月08日 08:48 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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